
風俗店の店長って、華やかそうに見えて意外と地味な裏方仕事の連続。
クレーム処理、時間調整、ドタキャン対応、講習、そして…トイレ掃除まで。
正直「やってらんねえ!」って日もあります。
でも、そんな日常をふっと軽くしてくれるのが――
女の子からの“差し入れ”という名の優しさです。
🍫ある冬の日のこと…
年末が近づく寒い夜。
トラブルと残業でボロボロの心を引きずって事務所に戻った私(松下)。
その日、写メ日記の更新も営業の反応もイマイチ。
キャストの出勤管理やクレーム処理も重なって、
「もう全部投げ出したい…」とこぼしたくなるほど疲れていました。
🧁机の上にあった小さな袋
戻ってきたとき、事務所のデスクに見慣れない紙袋が。
中には――
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手作りのガトーショコラ
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コンビニで買ったお菓子詰め合わせ
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そして、手書きのメモ。
「店長、いつもありがとうございます。
こないだ“甘いの好き”って言ってたの覚えてたので!
今日も寒いから、無理せず頑張ってくださいね😊
○○より」
…
……
……
泣くわ!これは!
🧍♂️「支えてるつもりが、支えられてる」
普段は講習や悩み相談で「支える側」なはずの自分が、
気づけば一番、女の子たちに支えられていたことを痛感した瞬間でした。
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いつもニコニコしてるけど陰で気を使ってる子
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口数少ないけど、そっと差し入れしてくれる子
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頑張ってくれてるのがわかるから、報われてほしい子
そんな彼女たちの想いが、あの袋にぎゅっと詰まってました。
💬その後の変化
それ以降、「ちょっとしたお礼」や「褒めること」を意識するようになりました。
写メ日記の一文だったり、帰り際の「今日もありがとね!」だったり。
お互いを気遣うだけで、現場の空気が変わるって実感しています。
🎁差し入れってモノ以上の意味がある
差し入れは、気持ちのキャッチボールだと思っています。
差し入れされた側(店長) | 差し入れした側(キャスト) |
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疲れが癒される | 感謝を伝える手段になる |
心がほぐれる | 居場所としての安心感が増す |
見えない努力に気づく | 自分も支えられてる実感が得られる |
お金や待遇じゃ計れない、
「人と人との信頼」が、そこにありました。
✨まとめ|感謝を伝えるって、シンプルだけど最強
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✅ 手作りでも、コンビニのでも、気持ちが嬉しい
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✅ 店長も実は“がけっぷち”な日がある(笑)
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✅ 優しさは巡る。現場があたたかくなる