
寮の掃除に入ったときに、たまに「ん?」って思うことがあります。
それは、お部屋の中に何かのにおいが強く蔓延しているとき。
タバコだったり、柔軟剤っぽい香りだったり、食べ物のにおいだったり。
もちろん生活していれば多少のにおいはつくものなんですが、問題はその「においのこもり方」なんです。
確認してみると、お風呂・トイレなどすべての換気扇のスイッチがオフになっていることがほとんど。
当店では、寮をご案内する際に「すべての換気扇をオン」にした状態でお渡ししています。理由はもちろん、“換気”のため。
でも、
「エアコンの効きが悪くなる」
「換気扇の音がうるさい」
といった理由で、オフにされてしまうことがあるんですね。
そのお部屋にいたキャストさんのことを想像すると、やっぱりちょっと心配になります。
お仕事の間は外出しているとしても、待機中や睡眠中、そのこもった空気の中に長時間いたんだと思うと…なんだか胸がギュッとなります。
たかがにおい、されどにおい。
実は、においや空気のよどみって、知らず知らずのうちにメンタルに影響を与えてしまうものなんです。
ストレスというと「人間関係」がパッと思い浮かぶかもしれませんが、
実は「におい」や「急な温度変化」など、環境から受けるストレスもじわじわと心を蝕んでいきます。
気づかないうちに、気分が落ち込んでいたり、やる気が出なかったり…
そういう時って、まずは「空気を入れ替える」ことから始めてみてください。
1日1回、ほんの数分だけでもOK。
窓を開けて、深呼吸するだけで、気持ちがスーッと軽くなることがあります。
ちなみにこれは寮だけの話ではなく、送迎車の中でも同じ。
乗り合わせになったときに紙タバコでも電子タバコでも、窓を開けて換気するちょっとした配慮があると、気持ちよく過ごせますよね。
ほんの少しの気遣いで、みんなが快適に過ごせる空間になるんです。
もし、たまったゴミの捨て方がわからない、重くて大変…なんて時は、スタッフに声をかけてください。
いつでもお手伝いしますし、「こんなことで?」なんて思わなくて大丈夫です。
だって、ちょっとしたことが、“心の健康”にとってとても大事なことだから。
私たちは、お店の中だけじゃなく、寮や送迎車の中でも安心して過ごしてほしいと願っています。
「ここにいてよかった」って、心から思える場所であってほしいんです。
今日も1日、お疲れさまです🌿