よくスタッフさん達がキャストからの差し入れやお土産に
喜んでいる様子を見ていいなぁ…といつも指を咥えてみています。制作部です！
今日お店やお店の人たちの雰囲気についてお話ししていこうと思います！
ビジネスライク…かと思いきや
キャストもスタッフも「仕事は仕事」と割り切った関係――
そんなイメージを持っている方も少なくないのではないでしょうか。
実際、私もこの業界に入るまではそう思っていました。
お互いを利用し合うような、ドライで割り切った関係性ばかりだと…。
しかし、実際は先ほど書いた通り差し入れがあったりいい雰囲気のご様子。
スタッフも女の子も、ビジネスライクを貫こうと思えばできるのに、
それ以上に“思いやり”を大切にしているように感じます。
キャスト同士もSNSでリプライを送っていたり、
写真の感想を言っていたりしたのを見かけたりしたこともあります。
女の子同士の「ギスギス感」もなさそうで安心です。
あまりにも尊い…なぜ女の子が仲が良いだけでこんなにも涙が出るのか…。
退店後に挨拶！？
実は退店した方が後日、挨拶のためにわざわざお店に足を運んでくださった出来事があったのです。
正直「どうして！？」と思いました。
なぜなら辞める時は静かにフェードアウトしていくほうが多いから。
業界全体としてみたらまったくもって自然。何もおかしくない。
しかしこうして足を運んでくださった。
挨拶に来てくれた理由は本人にしかわかりません。
もともと真面目な性格だったのかもしれませんし、
居心地の良い場所だと思ってくれていたのかもしれません。
どんな理由であれこのお店を“ただの仕事場”としてではなく、
心のどこかで大切に思ってくれていたのだと思うと、とても心が温かくなりました。
また退店の際、お客さん達に対してそれぞれお別れのメッセージを残していたり、
やっぱりなんだか真面目だけでは語りきれないようなものを感じます…。
風俗業界に入ったからこそ見えたもの
性産業は、どうしても偏見や批判の目で見られがちな業界です。
でも、彼女たちの「血の通った行動」を見ていると、
それだけじゃ語れない世界があることに気づかされます。
誰に強制されたわけでもないのに、差し入れやお土産を渡す思いやり。
辞めるときに感謝を伝えに来てくれる律義さ。
お客さまへの最後のメッセージに込められた誠実さ。
もちろん、この業界では割り切りや一定の距離感が大切な場面もあります。
でも風俗業界でこうした人間味のある光景があることは「救い」だと感じます。
この業界にも人と人とのつながりや、あたたかさがちゃんとある。
私はこの仕事を通して知ることができました。
表からは見えない部分かもしれませんが、
その一端でも、伝わっていたら嬉しいです。
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