
Aroma Grande
オーストラリアの乾燥地帯に分布しているアガマ科のトカゲです。
トゲトゲしい見た目とは裏腹でトゲはゴムみたいに柔らかい感触で意外ともいえるでしょう。
性格も温厚で人に慣れやすいです。
砂漠を生き抜いているトカゲなので丈夫なところも魅力といえるでしょう。
また、首をかしげる仕草が大変可愛らしく人気の爬虫類です。
販売されている個体は、CB個体なので、カラーカラーバリエーションに富んでいて安心できます。
餌は、雑食性になりますので昆虫から野菜まで食べます。
小さい頃は、好奇心が旺盛なので、色々な昆虫を食べます。
成長期の間は、コオロギからミルワーム、デュビアなど何でも食べます。
ピンセットからでも簡単に与えることができます。
ある程度、成長が止まってくると野菜メインで時々、昆虫を与えるのが良いでしょう。
野菜は、小松菜、カボチャ、インゲンなど何でも食べます。
骨の成長にカルシウム剤を餌にまぶしてカルシウムの補給して、しっかりと紫外線ライトを当ててやります。
フトアゴは水をあまり飲みません。
野菜に霧吹きをしてあげるとよいでしょう。
まだ小さい時期はスポイトなどであげます。
口元あたりに数的垂らすと飲みはじめるでしょう。
水入れに水を入れておいても水と認識しなければ水を飲むようなことはありません。
覚えるまで水面を揺らしてあげたりして覚えさせましょう。
元々、乾燥地帯に生息する動物なのでたくさんの水を飲むようなことはありません。
しかし、脱水には注意が必要です。
脱水状態の特徴は以下の通り。
・皮膚の弾力が無くなる
・口内を確認して糸を引いていたり、ネバネバしている
・目がくぼんでくる
・元気がない、食用がない
これらの兆候が見られたら、脱水症状の可能性が高いので、
早急な応急処置と飼育環境の改善をしましょう。
おすすめの飼育ケージは、定番の幅900×奥行450×高さ450mm。
定番規格ということでフトアゴ飼育で、この辺りのサイズが最も使われているのではないでしょうか。
必要なライトは、紫外線ライトに加えてバスキングライトが必要です。
太陽光に近い色のバスキングライトは、爬虫類の食欲アップにつながるといわれます。
温度
日中 32~38℃を目安に
バスキングスポット 42~45℃を目安に
夜間 22~25℃を目安に
湿度
日中 30~40%を目安に
夜間 40~60%を目安に
飼育下の死因は、脱水が引き金になるケースが多いといわれています。
しかし脱水症状は飼育者によって予防することができます。
飼育下でも10年近く生きるといわれているフトアゴヒゲトカゲ。
フトアゴのためにも、適切な水分補給と適切な湿度管理を心がけましょう。
ご応募,お待ちしております🙇♀️