
伊藤です。
「マネーボール」
ブラピ主演の映画です。
内容はというと
とあるメジャーリーグのゼネラルマネジャーが少ない資金力で選手補強、チームを強化していく話です。
さて、野球において選手をはかる指標と言えば
野手は打率、ホームラン数、打点、盗塁数etc
投手は勝ち星、セーブ数、防御率etc
それらが一般的であり、当時のメジャーリーグでも重視されてきました。
しかし、それらの指標は統計学(セイバーメトリクス)の観点からみると
それほど大事ではありません。
ブラピはそこに目をつけて、一般的には重視されていないが
勝つために有益な優れた指標を持つ選手を安価で補強していきます。
マネーボールで紹介されている統計学の観点からみた
有益な指標や考え、必要でない作戦の一部はこちらです。
・打率<出塁率
・バントは愚行
・フォアボールで出塁し長打で一気に返す
・盗塁成功率
・相手先発投手を引きずり下ろしリリーフ投手を出させろ
などなど
上記の詳細は割愛しますが、
これらを有効活用、駆使し見事優勝に導きました。
今では当たり前のように見られている出塁率(簡単にいうとフォアボールをもぎ取る力)も
当時は日の当たらない指標だったのですね。
現代ではさらに指標が発達し、ボールの回転数、ボールの回転軸の傾き、バットの角度などの
人の力だけでは測れない不可能なデータ、科学まで導入されています。
イチローは「近代野球は頭で考えてやるものではなくなった」という旨の発言をしています。
つまり、今の野球は全てデータ通りにやるだけで頭を使わずつまらない、という意味です。
なお、イチローは打率は高いが出塁率は低い選手でした。
イチローの功績は色褪せることはありませんが、2020年代の今の時代にイチローが現役だった場合、
当時程の評価はされていなかったでしょう。
伊藤はこういった野球のデータが好きです。
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