昨夜、ふと思い立って、深夜のホテルレストランに足を運びました。場所は「サクラホテル」。その名前にふさわしく、店内には桜が咲いていました。
もちろん造花なんだけど、やわらかい照明と静けさの中で見ると、不思議と本物に見えてくるから不思議です。
時刻は、深夜。レストランにいたのは、スタッフさんと私だけ。食器の音がカチンと響いて、それすら心地いい。人の気配がないのに、なんだか“丁寧さ”が漂っていて、時間がゆっくりと流れていました。
深夜のレストランって、食事というより「ひと息つく場所」なのかもしれません。忙しい日々のすきまに、そんな静かな桜を見られた夜でした。



