
スタッフの久保田です🎵
最近読んで面白かった本をご紹介!
『同志少女よ、敵を撃て』(著 逢坂冬馬)
2022年に発売され話題となった戦争文学作品。
この小説は第二次世界大戦中のソビエト連邦を舞台に、
女性狙撃兵たちの生き様や葛藤、戦争の残酷さが描かれています。
戦場では、彼女が愛するものを守るため、
また憎しみを抱える相手に向き合うために選択を迫られます。
戦争という極限状態の中で、
人間らしさを失わずに生き抜くことの困難さが物語の核心。
戦場や狙撃訓練の描写が非常に詳細で、圧倒的なリアリティ感。
そして、単なるエンターテインメントではなく、戦争文学としての深みがあります。
「敵とは何か」「人間らしさとは何か」といったテーマが物語を通して問われ、
戦争の残酷さや矛盾を深く描き出している点が心に残ります。
戦争の悲惨さを伝えると同時に、人間の希望や絆も描き出す傑作です。
心に深く残る作品なので、
まだ読んでいない方にはぜひおすすめしたい一冊です!
ではまた!
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