
本気で考えてみた
味、香り、食感、全部ふわっとしてたあのキャベツ。
ドレッシングすらかけられず、皿のすみに静かにたたずむ姿。
今思えば、彼は“押しつけない優しさ”の象徴だったのかもしれない。
【第2章:ソフトめんってなんだったの】
パスタでもうどんでもない、謎の長いめん。
ミートソースは足りないし、箸でもフォークでも迷う存在。
でも出てくるとなんか嬉しい。不思議な魅力を持っていた。
【第3章:牛乳、どんなメニューにも付き合いすぎ問題】
カレーだろうが、冷やし中華だろうが、
必ず隣にいるのが紙パックの牛乳。
フルーツポンチの日も味噌汁の日も、気づけば横に牛乳。
「そのメンバー構成、バランス悪くない?」と心の中でツッコんでた。
しかもあの飲みにくい四角い紙パック。
「牛乳パック開けたのに口が割れてない問題」も一度は経験あるはず。
でも思い返すと、彼は何も言わずに全メニューを支えていた。
派手さはないけど、どんなときも隣にいてくれる。
牛乳って、もしかして
給食界の“全肯定型幼なじみ”だったのかもしれない。
ありがとう、紙パックの牛乳。
冷たすぎてカレーの味ぶっ壊す日もあったけど、
君の存在、案外好きだったよ。