
こんにちは。
東京からふらっと、鎌倉・江の島へ男一人旅に出かけてきました。
がっつり観光というより、「のんびり、うまいもの食って、神社めぐりして、風に吹かれて」っていう、ゆるめの休日です。
◆旅の始まりは、ちょっとした誤算。品川駅のホームで聞いた遅延アナウンス
鎌倉には11時30分ごろに着く予定だった。
午前中にゆっくり準備して、品川駅の横須賀線ホームに向かう。
ところが、ホームに着いた瞬間、構内アナウンスが響く。
「横須賀線は人身事故の影響で上下線ともに大幅な遅れが出ております」
まさかのスタート。時計を見ると、すでに10分以上遅れていて、電車も来る気配がない。
一瞬、「これはまずいか?」と焦ったけれど、時間がズレても一人だし誰に迷惑をかけるわけでもない。
そう気づいたら、なんだか少しおかしくなって、静かに笑ってしまった。
「まぁ、これも旅のうち。」
予定はズレたけど、気持ちはむしろゆるんだ気がした。
◆12:00 鎌倉駅着、小町通りで食べ歩きスタート
お昼に鎌倉駅へ到着。まずは小町通りをぶらぶら。
ここは相変わらず誘惑が多い。
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豚まん(鎌倉点心):がっつり肉汁系。初手にぴったり。
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焼きせんべい:炙りたてで香ばしい。
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いちご大福(こ寿々):白あんの甘さが絶妙。
一人でもまったく浮かないし、むしろ気楽に楽しめるのがいい。
そのまま歩いて鶴岡八幡宮へ向かう。
◆12:45 鶴岡八幡宮で心を整える
おなじみの石段を上がって、厳かな空気の中で参拝。
大銀杏の跡を眺めながら、少しだけ昔のことを思い出す。
◆13:15 点心庵で“けんちん汁とおむすび”の優しい昼飯
建長寺の手前にある「点心庵」へ。
このあたりでけんちん汁を食べるのは、ちょっとした伝統行事みたいなもの。
具だくさんのけんちん汁は、出汁が効いててしみじみうまい。
梅と昆布のおむすびがまた良い相棒。
観光地だけど、ここは地元の人も通うような落ち着いた店で、静かな時間を過ごせた。
◆14:30 江ノ電で江の島へ、海沿いをのんびり移動
鎌倉駅へ戻って、江ノ電に乗車。
のんびり揺られながら、海の見えるスポットを横目に、まるで時間がスローモーション。
◆15:30 江の島到着。江島神社を参拝
橋を渡って江の島へ。
エスカー(エスカレーター)には乗らず、階段で神社へ。
汗をかいたけど、それもまた旅の一部。
江島神社の雰囲気は、鎌倉とはまた違った“海の守り神”らしさがあって印象的。
◆16:15 海の見えるカフェで、シラス丼&レモンサワー
神社を出た後、高台の見晴らしの良いカフェで休憩。
窓際の席に座って、注文したのは…
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釜揚げシラス丼:ふわっとした食感、甘みもあって最高。
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レモンサワー:昼間から飲む一杯、旅だからこその背徳感。
目の前には海と空。言葉よりも、ただ「はぁ〜」とため息が出る心地よさ。
◆17:00 たこせんべい片手に、江の島をあとにする
帰り道、名物のたこせんべいを1枚購入。
出来たてアツアツ、せんべいなのにモチモチ感もある。
歩きながらかじって、最後まで江の島を堪能。
そのまま江ノ電に乗って鎌倉まで戻る。
◆18:00 鎌倉駅周辺でお土産を購入
鎌倉駅に戻って、最後に駅ナカのお土産屋でいくつか購入。
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抹茶のバウムクーヘン(会社の人にプレゼント)
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鳩サブレー
一人旅でも、こういうちょっとした「帰りの荷物」があると、なぜか旅が締まる感じがする。
◆19:00 東京へ帰宅。満足感いっぱいの一日
夕方の横須賀線に乗って帰路へ。
座席に腰を下ろして、スマホの写真を見返しながらふと思う。
「何も特別なことはしてないのに、ずっと気分が良かったな」と。
▷ まとめ:男一人旅でも鎌倉&江の島は大正解
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食べ歩き・神社・グルメ・海すべてが半日で楽しめる
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一人でも全く気を使わない。むしろ心地いい
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予定を詰め込みすぎず“余白”を楽しむのがコツ
休日に気楽にふらっと出かける場所として、鎌倉と江の島は本当にちょうどいい。
次は、春の桜か、秋の紅葉の頃にまた来ようかな。