
内勤→キャスト→代表へ。すずの風俗成長記録 4
池袋のオナクラで働き始めた理由は、実はとってもシンプルでした。
「箱ヘルは毎日はキツいけど、粘膜接触のないお店ならもうちょっと出勤できそう…」
そう思って、“オナクラ”に絞って仕事を探し始めたんです。
ある日、ふと見ていた男性向け求人サイトで、
とある店舗の店長さんや幹部が登場しているインタビュー記事に目が留まりました。
読んでみると、すごく堅実そうで信頼できそうな印象。
「ここ、いいかも」と思って、すぐに応募しました。
源氏名は、前のお店で使っていた“しゅりちゃん”とは変えたかったので、店長におまかせしたところ
「すずちゃんはどう?」
その一言で、私の“すず”としての人生が始まりました。
このお店では、私がもう既に風俗経験があったこともあり、
私には「責め売り」が向いていると判断して、その路線で押してくれました。
他の子たちはほとんど写メ日記を更新していなかったので、
私は“責めキャラ”を意識しながら、日記をしっかり書くように。
その結果
変態たちがどんどん集まってくるように。笑
働き心地は最高でした。
ありがたいことに、連日とっても忙しくて、
12時〜22時の10時間待機の中で、ほとんどお仕事にいきっぱなし。
台風で人が来なかった日以外は、ほぼ待機ゼロ。
1日で15本以上ついたこともあったと思います。笑
そして、そんな日々の中で、忘れられない“ある事件”が起きたのです。
常連の本指名のお客さん。
お尻プレイがとにかく大好きな人で、
その日も「今日は限界までお尻攻めてほしい」とリクエスト。
その方は、自分で持参したおもちゃを使うタイプで、
私は遠慮なく責めていたのですが
お尻から、大出血……!!
本人はケロッとしていて、
「大丈夫だよ〜」なんて言ってくれたけど、
内心、私はショックでした。
「私、お客さんを傷つけちゃった…」
その気持ちが頭から離れず、「ちゃんと“責め”をプロに習ったほうがいいのかもと思うようになりました。
そして私は、Twitter(現:X)で講習の先生を探すことに。
そこで見つけたのが、SMの女王様であり、前立腺開発の専門講師としても知られる夏美あきら先生。
さっそく連絡をして、講習を受けに行きました。
そこで先生が言ってくれたんです。
「すずちゃん、センスあるよ。オナクラじゃ勿体ない。
M性感に行けば単価も上がるし、絶対そっちのほうが向いてる」
しかも、「どんなお店が合ってるか」まで親身に相談に乗ってくれて。
先生のブログを見ていた私は、この人が誰にでも褒めるようなタイプじゃないってことも知っていたから、この言葉が本当に、すっごく嬉しかった。
でも、M性感ってなんだろう?
調べてみると、オナクラでやってたようなプレイとほとんど変わらなさそう。
このお店も好きだったし、店長もすごく優しかった。
でも
・ショートコースが多くて、お客さんと関係を築くのが難しい
・私はオプションを取るのがすごく苦手だった
という点がずっと気になっていて、
「オールインクルーシブのM性感なら、もっと私に合うかもしれない」と感じるようになっていました。
お尻の講習で自信もついたし、先生にも背中を押してもらえた。
「……挑戦してみよう」
そうして私は、ついに
M性感というジャンルに、足を踏み入れることにしたのです。
→次回:「M性感で全国1位を取れた理由」お楽しみに。
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