どうも、「ラーメンは飲み物」だと思って生きてきた男です。先日、嫁とラーメン屋に行きました。
のれんに「大盛無料!」の文字。あの瞬間、俺の中の何かがスイッチ入りました。
俺「なぁ、ここ麺1キロまでできるらしいぞ」
嫁「1キロ?あほなん?」
俺「いや、挑戦や。男のロマンや」
嫁「ロマンより心配が勝つ」
スープの香り。湯気。チャーシュー。
器がテーブルに置かれた瞬間、俺の目は星になってた。
麺の山がまるで富士山。
そしてその横には――しっかり白ご飯(もちろん大盛)。
嫁「ねぇ、アンタ。ラーメンとご飯って、主食と主食やよ?」
俺「食は成分で語れない」
嫁「マジのあほねんけど」
食べ始めた俺は勢い止まらず。
ズルズル、ガツガツ、途中で汗だく。
スープが減らん。麺も減らん。
嫁の顔色だけがどんどん減っていく。
嫁「ねぇ、それ…いつまで食べとるん?」
俺「まだ半分…」
嫁「もう見とれん。バケモンや」
完食したとき、俺は確かに勝った気がした。
だが店を出た瞬間、胃の中で何かが爆発した。
帰りの車の中で一言も喋れず、嫁が静かにつぶやいた。
「顔色が豚骨みたいな色しとる…」
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