GRAND DIAMONDマネージャーのさとみんです♪
「愛嬌」を辞書で引くと以下のような言葉が並んでいます。
・にこやかで可愛らしいこと
・ひょうきんで憎めない表情・仕草
・相手を喜ばせるような仕草・振る舞い
全てに共通して感じるのは「その人の根底にある人懐っこさ」ですが、
それもそのはず、「愛嬌」の語源がまさにそれを意味する言葉で
一人納得のヘッドバンギングをしたくなった私です。
"愛嬌は仏教用語の「愛敬相(あいぎょうそう」が転じた言葉。もともと「愛敬」と書き「あいぎょう・あいぎゃう」と読む。
「愛敬相」は仏や菩薩の慈愛に満ちた優しく温和な表情のこと。
中世後期以降、 「愛敬」 の「敬」の意味が薄れ、顔かたちがにこやかで愛らしいさまをいうようになり、「嬌」の字が当てられ「愛嬌」になり、これ以降多くの派生を生み出し、人に好かれる振る舞いを表すようになった。()"
詰まるところ愛嬌とは、
「相手に不快感や猜疑心を与えず、共にする時間を気持ちよく感じて貰える振る舞い」
なのだと思います。
かの夏目漱石もその作品『虞美人草』の中で
「愛嬌と云うのはね、自分より強いものを斃(たお)す柔らかい武器だよ」
と語っています。
いつの時代も「愛嬌がある」ことは対人関係におけるもっとも有効な武器の一つなのかもしれませんね(^^)