結局どこで決まるの?
「リピートや延長を増やすコツってありますか?」
これ、働き始めたばかりの子ほど気になると思います。
何か特別なテクニックが必要なのか。
めちゃくちゃ喋れないとダメなのか。
最後に「延長して♡」って営業したほうがいいのか。
店長として見ていると、実はそこじゃないことが多いです。
と思ってもらえること。
延長もリピートも、結局はここから始まります。
たとえば、お客様が話したことをちゃんと覚えていたり。
「さっき寒いって言ってたけど大丈夫?」
「このくらいの距離感のほうが好きそうだね」
みたいに、その人をちゃんと見ている一言があるだけでも印象は変わります。
逆に、どれだけ一生懸命でも、
時計を何度も気にしていたり、
会話がずっと自分の話だけだったり、
早い段階から次回の営業をされると、
「あ、仕事なんだな」
と急に現実に戻ってしまうこともあります。
もちろん仕事なので、それ自体が悪いわけじゃありません(笑)
“一緒にいたいと思わせる時間”を作るほうが先。
延長も同じです。
「延長できますよ!」と直接聞く方法もありますが、
一番強いのは、お客様のほうから
「もう少しいようかな」
と思ってくれる流れ。
そのために必要なのは、派手なことではありません。
笑顔で迎える。
名前を呼ぶ。
相手の話をちゃんと聞く。
スマホや時計ばかり見ない。
帰る直前まで雑にならない。
本当にこういう部分です。
そして、もう一つ大事なのが、
明るく喋れる子もいれば、聞き上手な子もいる。
甘えるのが得意な子もいれば、落ち着いた空気が魅力の子もいます。
全員が同じ接客をする必要はありません。
むしろ、自分に合わないキャラを頑張りすぎると疲れるし、
お客様にも意外と伝わります。
「自分には何が向いてるんだろう?」
そこが分からない子は、店長に聞いてくれて大丈夫です。
少なくとも僕は、
「もっと営業して」
「もっと頑張って」
だけで終わらせるつもりはありません。
その子の雰囲気や接客を見ながら、
どこを伸ばしたほうがいいのか一緒に考えたいと思っています。
リピートや延長って、
一発で取る必殺技みたいなものじゃないんですよね。
帰ったあとに、“またあの子に会いたいな”と思い出してもらえるか。
結局、そこが一番強いです。
だから今まだリピートが少なくても、
「私向いてないのかな」とすぐ決めなくて大丈夫。
接客って、ちゃんと自分の形ができてくるまで少し時間がかかります。
焦って営業を増やすより、
まずは目の前の一人に「今日来てよかった」と思ってもらう。
僕なら、そこから一緒に作っていきます。



