

【実は…】風俗で使うイソジンで性病予防は難しい!じゃあ何の意味があるの?
「風俗の初出勤でイソジンを渡されたんだけど、どうやって使うの?」
「消毒薬だよね?性病を予防する効果もある?」
そんな方のために、今回はイソジンの使い方や効果について解説していきますね!
イソジンでうがいしたら性病を予防できるって言われたりしますが、本当なんでしょうか?
確実性の高い「性病予防の方法」についてもまとめてみたので、ぜひチェックしてみてください!
✅風俗で使うイソジンの効果(性病は予防できる?)
✅風俗でイソジン以外の性病予防方法
目次
【そもそも…】風俗で使うイソジンとは?
イソジンは、細菌やウイルスを撃退するポビドンヨードを有効成分とする消毒薬です。
キズ用の製品や、うがい用の製品が販売されています。
このうち、風俗で使われるのは、うがい用の製品ですね。
茶褐色の薬液で、いかにも薬っぽいツンとするニオイが特徴です。
風俗では、
- お客さんと会ってシャワーを浴びるときに1回
- サービス終了後、シャワーを浴びるときに1回
という感じで、「計2回うがいしましょう」と指導されると思います。
自分用とお客さん用のコップを用意して、それぞれにうがいをする感じですね!
うがい薬「イソジン」の使い方
イソジンは商品ラインナップが豊富で、薄めずに使える『イソジン®うがい薬C』とか、無色透明な『イソジン®クリアうがい薬』とか、いろいろあるんですが……。
風俗業界で使われるのは、多くの場合、定番の『イソジン®うがい薬』というやつですね。
『イソジン®うがい薬』は原液を薄めて使うのが基本で、メーカーによると「イソジン2~4mlを約60mlの水で薄めて使いましょう」という感じです。
性病予防の効果は難しい!
さて、消毒薬のイソジンについては、「うがいをすれば性病の予防ができる」みたいに言われたりしますね。
そもそも性病は、基本的に粘膜接触によって細菌やウイルスが感染して起こります。
特に風俗のキャストが気をつけたいのは、口腔の粘膜に細菌やウイルスが感染することですが、事前と事後にイソジンでうがいすれば、消毒効果によって予防ができそうです……。
でも、イソジンで性病を予防するのは難しい……というか、お医者さんによっては「ハッキリ言って無理ですよ」という見解を示す方もいるんですよ。
「リスクを下げることはできるかもしれないが、100%の予防効果はない」という感じですね。
やっぱり、定期的な性病検査を受けて確認することが大切ですね。
風俗でイソジンを使う意味は?どんな効果がある?
うがい薬のイソジンには、100%の性病予防効果はありません……。
(ある程度は予防できる可能性があるという感じです)
では、イソジンにはどんな効果があるんでしょうか?
口臭対策
お客さんと近い距離で接しなければならない風俗の仕事。
そこでキャストの皆さんが悩まされがちなのは、「口臭」の問題ですよね……。
そんな口臭に対して、イソジンはある程度の効果があるとされています!
そもそも口臭にはいろんな原因がありますが、最もキツいニオイの原因になるのは、歯周病などを引き起こすFn菌が発するメチルメルカプタンという物質なんですね。
イソジンの有効成分であるポビドンヨードには、さまざまな細菌・真菌を撃退する効果がありますが、メチルメルカプタンを発生させるFn菌もそのひとつなんです!
というわけで、サービス前にイソジンでうがいをさせる意味はあるといえるわけです。
ちなみに、口にイソジンを含んでブクブクさせてから吐き出す「ブクブクうがい」が、口臭対策には効果的といわれていますね。
お客さんにうがいさせるときは、先に「ブクブクうがい」をして見せて、さりげなく「こんなふうにうがいやってね!」とアピールしましょう。
【100%じゃない!】性病の症状確認もできる!?
風俗業界では、「お客さんが性病を持っているか確認するためにイソジンが使える」といわれたりします。
1.お客さんの体を洗う際、ボディソープにイソジンを混ぜる
2.男性器を洗ったとき、「イソジンがしみて痛い」となったら性病の可能性がある
そんな説があるんですが……。
実は、しっかりしたエビデンスがあるわけではなく、あくまでも「参考程度」という話なんですよね。
確かに、「口内炎があると、イソジンでうがいをしたときにしみる」みたいなことはよくいわれるので、「イソジンが炎症にしみて痛い」ということはあると思われます。
そして、クラミジアや淋病といった性病は患部に炎症を引き起こすので、男性器が痛いという様子を見せるお客さんがいたとしたら、「炎症にしみて痛がってるんだ」と判断できそうです……。
でも、ちゃんとした研究をもとにしたデータがあるわけではないです!
ある程度の目安にはなるかもしれませんが、性病かどうかを確認するには、「目に見える症状があるか」をチェックするのがいちばん確実ですね。
- ドロリとした濁った膿が尿道から出てくる
- 男性器に水ぶくれやイボがある
- 全身に斑点(湿疹)やアザが見られる
このような症状が見られる場合、クラミジアや淋病、ヘルペス、尖圭コンジローマ、梅毒、HIVといった性病の可能性があります……。
風俗の仕事で性病を予防するには?
イソジンによる性病予防効果は、エビデンスが確立されていません。
細菌やウイルスに対してある程度は効果を発揮しますが、「イソジンでうがいしていれば性病にならない」とはいえないわけですね。
では、風俗の仕事をしつつ性病感染を防ぐには、どうすればいいのでしょうか?
「コンドーム可」のお店で働く
お店によっては、高い性病予防効果が見込めるコンドームの使用が認められている場合があります。
コンドームを男性器にかぶせれば、口腔を使ったサービスの際に粘膜接触が起こらず、性病の感染リスクを下げることができるんですね。
100%防止できるわけではないんですが、使用しない場合に比べると確実性は高いです。
業種でいうと、「デリヘル」や「ファッションヘルス」などは数が限られますが、「エステ・アロマ」という業種の風俗店であれば、コンドームの使用がデフォになっているお店は多いですよ!
オナクラ・ハンドサービス店で働く
いろんな風俗の業種がある中で、「オナクラ・ハンドサービス」は粘膜接触ゼロで働くことができます。
基本的に「ハンドサービス」のみでOKなので、性病の感染リスクが低いんですよ!
ただし、18~22歳くらいをメインで募集しているお店が多いという点は注意したいポイントですね。
風俗で使うイソジンに関するよくある質問
ここでは、イソジンに関する「よくある質問」にお答えしていきますね!
Q.イソジンは自分で買うんですか?お店が用意してくれるんですか?
ほとんどの場合、イソジンはお店で支給してくれますよ!
「シャワーの前後でうがいをする」というのはお店が定めたルールですから、必要なものはお店のほうで揃えるのが当たり前ですよね。
ただし、イソジンを仕入れるにもお金がかかるので、「雑費」として女の子にも費用を負担させるお店があるのも押さえておきたいところですね。
Q.イソジンで洗ったらお客さんが痛がる!性病かも……どう対処したらいいですか?
イソジンを含ませたボディソープで男性器を洗ったとき、「イテテテ……」みたいな反応があった場合、性病にかかっている可能性があります(ただし、エビデンスはありません)。
また、膿が出ているとか水ぶくれができているとか、見た目的に、性病に感染していることがわかる場合もありますね。
そのままの状態でサービスを提供するのは危険なので
- サービスの提供をお断りする
- 感染を避けるためにコンドームを使用する
といった必要がありますね。
さらに、明らかにヤバい症状が出ている場合(梅毒やHIV感染を示す全身の発疹など)や、お客さんがコンドームの使用をかたくなに断る場合は、スタッフに連絡してその後の対応をお任せしましょう。
【番外編】うがい薬「リステリン」には性病予防効果があるかも!
イソジンによる性病予防はエビデンスがないんですが、同じうがい薬である「リステリン」については、「淋病を予防する効果があるかも!」という研究結果が出ています。
淋病とは、淋菌に感染することで引き起こされる性病ですが、オーストリアの研究機関によると、淋菌がウジャウジャした容器にリステリンを塗ったところ、1分以内に全滅したという結果が出ているそうです。
また、のどに淋菌を持っている男性196人を「リステリンでうがい」「生理食塩水でうがい」という2つのグループに分けて実験したところ、リステリンでうがいした男性のうち48%は淋菌が死滅したんだとか。
まあ、被験者が「男性196人」なのでデータが少ないという指摘はあるようですが……。
でも、淋病に関してはリステリンでうがいをすることが予防になるかも知れないといえそうです。
不安な方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
では、今回の記事をまとめてみましょう!
✅イソジンのうがいだけでは、100%性病を予防するのは難しいかも!
✅風俗では「口臭対策」などの目的でイソジンが使われる
✅性病を予防したいなら「コンドームを使ったサービス」or「粘膜接触のないソフトサービス」
✅たいていの風俗店では、必要なアイテムとしてイソジンを支給してくれる
✅風俗で性病っぽいお客さんが来たら「ゴムを使って良いか確認」or「スタッフに対応をお任せ」
イソジンでは、性病の病原体を100%完全に消し去ることは難しいんですよね……。
でも、「やらないよりはマシ」なので意味はありますし、口臭対策ができるのは大きなポイントですよね!
風俗で性病を予防を確実にしたいなら、「感染経路である粘膜接触を避ける」のがいちばんです。
疑いがあるお客さんが来た場合は、
- コンドームを使ったサービスを提案する
-
(コンドームの使用を断られたら)スタッフに連絡して対応をお任せする
このような対応を行いましょう!