デリヘルの基本（デリバリーヘルスとは）

デリヘルとは「デリバリーヘルス」の略で、ホテルやお客さんの自宅などに派遣された女の子が性的なサービスを提供する風俗店です。

 

デリヘルに実店舗はなく、マンションやビルの一室を事務所や女の子の待機所として利用しています。

 

風俗の中でも特に店舗数が多く、様々なコンセプト、価格帯のお店があるのも特徴のひとつ。

 

デリヘルのサービス内容には、以下のようなものがあります。

 

デリヘルの基本プレイ

プレイ	内容
キス	お客さんとキスをします。ディープキスはオプションのお店も。
手コキ	手で男性器を刺激するプレイ。
フェラ	男性器を舐めるプレイ。
69	お客さんとお互いに性器を舐めあうプレイ。
指入れ	お客さんが膣に指を入れて女の子を責めるプレイ。
全身リップ	お客さんの全身を舐めるプレイ。
素股	男性器を股で挟み、まるで性行為をしているかのような感覚にさせるプレイ。

 

お店によってどこまでが基本プレイに含まれるかは若干異なる場合があります。

しかし、上記のプレイに抵抗が無ければだいたいどんなデリヘルでも働くことができますよ！

 

デリヘルのよくあるオプション

また、お客さんは追加料金を支払うことで、コスプレや口内発射、おもちゃの使用などのオプションを付けることができます。

もちろん、やりたくないオプションはNGにできるので安心してくださいね。

料金もお店によって異なるので、気になるお店のホームページなどで料金を確認してみましょう。

 

実際どこまでやらなきゃいけないの？

 

実は、風俗での性行為（業界用語で「本番」といいます）は法律で禁止されているんです。

売春防止法

（定義） 第二条　この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。

（売春の禁止） 第三条　何人も、売春をし、又はその相手方となつてはならない。

売春防止法 | e-Gov法令検索

 

お客さんの中には、本番を要求してくる方もいます。

たとえ追加でお金を払ってくれるとしても、絶対に誘いに乗ってはいけませんよ！

 

本番がバレてしまうとお店をクビになってしまったり、最悪お店が営業できなくなってしまう可能性もあります。

ネットで「あの子は本番をさせてくれる」という情報を流されてしまったり、病気のリスクも高まりますので、自分の身を守る意味でもやめておきましょう！

 

他業種との違い：ヘルスやホテヘルとの違いは？

 

デリヘル、ヘルス、ホテヘル徹底比較

	デリヘル	ヘルス	ホテヘル
実店舗	なし	あり	受付所のみ
接客場所	ホテル お客様の家	店内	ホテル
移動時間	普通~長め	なし	短め
閉店時間	定めなし	0時まで	0時まで

 

デリヘルとヘルスの違い

デリヘルとヘルスの大きな違いは接客場所と営業時間。

デリヘルは派遣先のホテルやお客さんの自宅で接客をするのに対し、ヘルスはお店にあるプレイルームで接客を行います。

また、デリヘルは24時間いつでも営業可能なのに対し、ヘルスのような店舗型の風俗店は、法律で０時以降の営業ができません。

 

 

 

デリヘルとホテヘルの違い

デリヘルとホテヘルの違いはお客さんの受付方法と営業時間です。

デリヘルの受付はネットや電話で行われますが、ホテヘルで遊びたいお客さんはお店の受付に直接来店します。

接客は受付所の近隣にあるホテルで行われ、お客さんの自宅に行くことはありません。

 

また、ホテヘルもヘルスと同じ店舗型のお店なので、営業時間は０時まで。

ただし、ホテヘルの中には「０時まではホテヘルとして、０時以降はデリヘルとして営業をする」というお店もあるんですよ！

 

 

具体的な接客の流れを紹介！（60分コース例）

 

デリヘルのコースは、60分～360分の超ロングコースまでお店によってさまざま。

しかし、基本的には、お店でいちばん短いコースを利用するお客さんが多いようです。

 

ここでは、60分のコースを例に挙げて接客の流れをご紹介します。

 

1.派遣先に到着、あいさつと雑談（5分）

派遣先に到着したら、「いまから接客を始めます」とお店に連絡しましょう。

まずは、お客様の緊張をほぐすために雑談をします。

 

精算もここで済ませ、コースの終了時間の10分~15分前を目安にタイマーをセットします。

 

2.プレイ前のシャワー（10分）

プレイを始める前に、お客さんと一緒にシャワーを浴びます。

シャワーもサービスのうちですので、作業感を出さないようにするのがポイント。

 

プレイ前のシャワーの目的は、お客さんの身体をキレイにすること。

汚い身体を触ったり舐めたりしたくないですからね。

 

自分を守るためにも、念入りに身体を洗っておきましょう。

 

3.ヘルスサービス（30分）

ベッドへ向かい、プレイを開始します。

デリヘルの基本サービス

キス

手コキ

フェラ

69

指入れ

お客さんが膣に指を入れて女の子を責めるプレイ。

全身リップ

お客さんの身体を舐めます。

素股

男性器を股で挟み、まるで性行為をしているかのような感覚にさせるプレイのこと。

 

4.プレイ後のシャワー（10分）

タイマーが鳴ったらもう一度シャワーを浴びます。

お客さんと自分の身体をキレイに洗い流しましょう。

 

5.お客さんをお見送りする（5分）

コースの終了時間になったら、お店に連絡をしてお客様とお別れです。

お迎えの車が来ているので、お店の待機所に戻りましょう。

 

デリヘルのお仕事、1日の流れは？

 

デリヘルのお仕事はシフト制で、基本的には好きな時に、好きなだけ働くことができます。

続いて、デリヘルのお仕事の1日の流れをご紹介します。

 

1.待機

出勤してから予約が入るまでは、お店が用意した「待機所」にいることになります。

 

待機所には、個室待機所と集団待機所の2種類があります。

お店によって異なるので、求人ページや面接で事前に確認しておきましょう！

 

 

待機中は基本的に何をしていてもOK。

 

待機所での過ごし方

YouTubeで動画を見る

ゲームをする

食事

メイク直し・ヘアセット

集客用のブログ「写メ日記」の更新

 

良いサービスを提供できるよう、しっかりと心や体を休めておきましょう！

 

2.お客様のもとへ移動

お客さんから指名が入ったら、ホテルや自宅など指定の場所まで移動します。

お店のドライバーが指定の場所まで車で送ってくれるので、あなたは乗っているだけでOKですよ！

 

3.サービス開始

指定の場所に着いたら、精算をしてからサービスを開始します。

 

お店によっては、まずドライバーがお客さんに会って、精算とお客さんが危ない人ではないか、自宅の場合は部屋がキレイかを確認します。

「いきなりお客さんと2人きりにされるのは怖い」という方は、ドライバーさんが精算まで担当してくれるお店を選びましょう。

 

接客中は部屋でお客さんと2人きりになります。

少しでも身に危険を感じた場合はすぐにサービスを中止し、お店に連絡してください。

 

4.待機所に戻る

サービスが終わったらお客様とお別れし、迎えに来てくれるドライバーの車に乗って待機所に戻ります。

次のお客様に備えて準備や休憩をしておきましょう。

 

お給料は1日3万円~5万円ほどが相場

どれくらい働くかにもよりますが、デリヘルのお給料は1日3万円~5万円ほどが相場です。

 

デリヘルの給料システムは「バック制」といって、お客さんが支払ったコース料金の50%~60%が女の子のお給料になります。

また、指名料やオプション料は100%女の子の収入になります。

 

女の子の人気や頑張りに応じて、料金やバック率が上がることもありますよ。

丁寧な接客をすることが収入アップにもつながるということですね！

 

 

お給料例（60分コースの場合）

コース料金：60分15,000円

バック率：60％

オプション：指名1,000円

 

 

デリヘルで働くメリット・デメリット

デリヘルで働く決断をするなら、いい点だけでなく悪い点も理解しておく必要があります。

ここでは、デリヘルで働くメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

 

デリヘルのメリット

 

デリヘルは風俗店の中でも特に店舗数が多い業種です。

そのため、ジャンルや年齢、NGプレイなど、あなたの希望に合ったお店を選ぶことができますよ。

 

また、24時間営業のお店が多いのも魅力で、好きな時間に働くことができるほか、Wワークもしやすくなっています！

 

デリヘルのデメリット

 

デメリットとしては、店舗型のお店に比べて危険なお客さんや変なお客様を避けるのが難しい点が挙げられます。

 

店舗型のお店では、小窓や防犯カメラなどで事前にお客さんを確認することができるお店も。

しかし、デリヘルではシステム上、女の子本人がお客さんを事前にチェックするのは難しくなっています。

 

 

また、派遣先への移動時間がタイムロスになってしまうのもデリヘルのデメリットのひとつです。

ただ、写メ日記の更新など接客以外の仕事もありますし、ずっと接客するのも疲れてしまうため、適度なスキマ時間も大切ですよね。

「効率を最優先に働きたい！」という方は、お店の派遣エリアが狭いお店を選ぶのがおすすめ。

派遣エリアが狭いことで移動時間が減り、効率的に稼ぐことができますよ！

 

デリヘルのお仕事Q&A

Q：デリヘルで本番は絶対にできないの？

A：絶対にできません。売春防止法で「対価を得ての性交」は禁止されているため、本番を要求されたら断るのが当たり前です。

万が一しつこく言われたら、すぐスタッフに報告して対応してもらいましょう。

トラブルを避けるためにも、最初から「本番はNG」とはっきり伝えておくのが安心です。

 

Q：1日どれくらい稼げますか？

A：目安は1日3万円〜5万円くらいが相場ですが、働き方やお店、指名数で変わります。

料金の50〜60％がバックになることが多く、指名料やオプションは100％自分の収入になる場合が多いです。

例：60分15,000円×バック60％＝9,000円。

回数やロングコース次第で大きく変わるので、面接でバック率や平均出勤数を確認しましょう。

 

Q：未経験でも大丈夫ですか？

A：大丈夫です。未経験者向けの研修やマニュアルを用意しているお店が多く、最初は短時間コースや簡単なサービスから慣れていけます。

無理なプレイは断れるのが基本なので、できる範囲で始めてみてください。

面接時に研修内容やサポート体制を必ず確認しましょう。

 

Q：待機所はどんな場所ですか？

A：お店によって異なり、大きく分けて「個室待機所」と「集団待機所」があります。

個室なら休憩やメイク直しがしやすく、集団はスタッフや先輩が近くて安心感があります。

中には自宅や近くのカフェで待機できるお店もあるので、面接で希望を伝えて合うスタイルを選んでください。

 

Q：ドライバーは安全面でどこまでサポートしてくれるの？

A：店スタッフやドライバーは、送迎・精算・派遣先の確認などでサポートしてくれます。

お店によってはドライバーが先に部屋やお客さんの様子を確認し、危険と判断したら派遣を取りやめることもあります。

サポート範囲は店舗ごとに違うので、「ドライバーは精算まで対応するか」「危険客の基準」などを面接で確認しておくと安心です。

 

Q：オプションを断っても大丈夫？

A：もちろん断って大丈夫です。

オプションはあくまで任意で、やりたくないものを無理にさせられることはありません。

断るときは冷静に「今日はできません」と伝え、もし強要されたらスタッフに報告してください。

事前にNGリストをお店に伝えておくとトラブルを防げます。

 

Q：身バレしないための対策は？

A：いくつか有効な対策があります。

お客様の情報を事前に確認する、顔がわかる写真は公開しない、メイクやファッションで雰囲気を変える、個人情報はお客さんに渡さないなどが基本です。

お店によっても身バレ対策の制度があるので、面接で詳しく聞いておくと安心です。

 

希望に合った風俗のお仕事を探すなら、店舗数の多いデリヘルがおすすめ！

デリヘルは風俗の中でも特に店舗数が多く、ジャンルやコンセプト、価格帯など様々なお店があります。

したがって働くお店の選択肢も多く、自分の希望に合ったお店を見つけやすいのが魅力です！

 

最後にもう一度、この記事のポイントについてまとめます。