

女性が綺麗な背中を作る方法は?おすすめの筋トレと肌の手入れ方法を紹介!
鏡に映る背中を見て「もっと綺麗だったら……」と思ったことはありませんか?
背中は自分では直接見えない部分ですが、他人の目に入る機会が意外と多い場所です。
背中のラインが崩れたり肌にトラブルがあったりすると、自信を持てなくなることも多いと思います。
しかし、適切な筋トレと日頃のケアを取り入れると、誰でもきれいな背中になれます。
すっきり引き締まった背中は姿勢も良く見せ、全体の印象をアップさせますよ!
この記事では、綺麗な背中を作るためのトレーニング方法と肌ケアを解説します!
目次
綺麗な背中の条件は「ライン(形)」と「肌」
綺麗な背中を作るためには、全体のラインが引き締まり、肌がなめらかで健康的なことが重要です。
背中のラインは、筋肉のつき方や姿勢によって大きく左右されます。特に、肩甲骨周りが整い背筋が真っすぐ伸びていると、自然と背中に立体感が生まれます。
しかし、どんなに引き締まった背中でも、肌が荒れていると印象が悪くなってしまう もの。
背中は皮脂腺が多いので、ニキビや乾燥が起こりやすいデリケートな部位です。
ニキビや肌荒れを防ぐためには、日頃からのスキンケアが欠かせません。
筋肉と肌、どちらの要素も整えると、バランスの取れた綺麗な背中になります。
背中に脂肪がつきやすい原因
背中に脂肪がつきやすい原因は、筋肉の使用頻度が低いことや、生活習慣にあります。
特にデスクワークや長時間のスマートフォン使用など、前かがみの姿勢が多い生活では、背中の筋肉を動かす機会が減少しています。
その結果、背中の筋肉が衰え、代謝が低下して脂肪がつきやすくなります。
また、背中は日常的に鍛える意識を持たれにくい部位なので、一度脂肪がつくと落としにくいのも難点です。
背中に脂肪がつくのを防ぐためには、日常生活の中で姿勢を意識し、背中を動かす習慣を取り入れることが重要です。
例えば、
✅ デスクワーク中に肩甲骨を軽く寄せる
✅ 1時間に1回、ストレッチをする
✅ 歩くときにしっかり腕を振る
といった小さな意識の積み重ね が、引き締まった背中作りにつながります。
綺麗な背中を作るために必要な4つの筋肉
背中を美しく見せるためには、背中にある主要な筋肉を鍛えましょう。
以下では、背中の主要な筋肉の特徴と鍛えるメリットを解説します!
1.広背筋|V字ラインを作り、ウエストを引き締める
広背筋は、脇の下から腰まで広がる大きな筋肉 で、背中の形を決める重要な部分です。
✅ ウエスト周りが引き締まり、後ろ姿がスッキリ見える
✅ 肩の可動域が広がり、肩こりの改善にも効果的
2.菱形筋|猫背を防ぎ、姿勢を整える
菱形筋は、肩甲骨の間にある筋肉 で、肩甲骨を内側に引き寄せる働きがあります。
✅ 肩甲骨の動きがスムーズになり、肩こりや首こりを軽減
3.脊柱起立筋|背筋を伸ばし、スラッとした立ち姿を作る
脊柱起立筋は、背骨の両側を縦に走る長い筋肉 で、姿勢を支える役割があります。
✅ 腰痛やぽっこりお腹の予防にも効果的
✅ 手や肩の動きがスムーズになり、日常の動作が楽になる
4.僧帽筋|肩周りを引き締め、立体的な背中を作る
僧帽筋は、首から肩、背中の上部にかけて広がる筋肉 です。
✅ 基礎代謝が向上し、脂肪が燃えやすくなる
✅ 肩こりや首こりの軽減に役立つ
女性が綺麗な背中を作るための自宅トレーニング5選
どんなトレーニングも、続けることが成功への近道です。
ただ、最初からすべてのメニューをこなそうとすると、挫折してしまうことも。
特に初心者は「ドッグアンドキャット」から始めるのがおすすめ!
背骨や骨盤の位置を整えながら、背中のライン作りと姿勢改善に役立ちます。
では、背中を美しく引き締めるトレーニングを5つ紹介します!
1.上半身のストレッチ|トレーニング前のウォームアップ
💡 目的:背中の可動域を広げ、ケガを防ぐ
1.あぐらをかいて座り、両手で肘と肘をつかむ。
2.そのままバンザイするように頭の上に上げる。
3.ゆっくり左右に倒し、ストレッチを感じながら10往復する。
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2.肩甲骨のストレッチ|肩の可動域を広げる
💡 目的:猫背改善&トレーニング効果アップ
1.壁から30cmほど離れて横に立つ。
2.肩の高さで片手のひらを壁につけ、壁側の脚を50cmほど前に踏み出す。
3.肩甲骨を背中の中心に寄せる感覚を意識しながら、20秒キープ×2回。
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3.ドッグアンドキャット(脊柱起立筋)|背中の姿勢を整える
💡 目的:背骨の柔軟性を高め、姿勢改善
1.四つん這いの姿勢になり、肩の下に手、腰の下に膝を置く。
2.鼻から息を吸いながら、顎とお尻を上に向け、背中を少し下げる。
3.息を吐きながら肩甲骨を上に引き上げ、背中を丸める。
4.初心者:10回/慣れてきたら20回
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4.リバースエルボープッシュアップ(広背筋・僧帽筋)|背中全体を引き締める
💡 目的:背中を引き締め、基礎代謝UP
1.仰向けになり、膝を立てる。
2.両肘を曲げて脇腹に付け、手のひらを床に向ける。
3.肘で床を押しながら上体を持ち上げ、再び戻す。
4.初心者:10回/慣れてきたら15〜20回
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5.ベントオーバーローイング(僧帽筋・菱形筋・広背筋)|背中の立体感を作る
💡 目的:肩甲骨を引き寄せ、美しい姿勢に
1.500ml〜1Lのペットボトルを両手に持つ。
2.脚を腰幅に広げ、膝を軽く曲げて上半身を前傾させる。
3.ゆっくり肘を後方に引き、肩甲骨を内側に寄せる。
4.20回×3セットを目安に行う。
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背中の肌トラブルの汚くなる原因と対策
背中は皮脂腺が多い部位なので、肌トラブルが起きやすい場所の1つです。
その主な原因は、ストレスや食生活の乱れ、肌の乾燥です。
①ストレスが増えるとホルモンバランスが崩れ、皮脂の分泌が過剰になります。
その結果、毛穴が詰まりやすくなって背中ニキビができやすくなります。
②栄養バランスが偏ると、肌の再生力が低下してニキビや肌荒れが治りにくくなるのも原因の1つです。
特にビタミン類やミネラルが不足すると、肌の調子が悪くなります。
③乾燥も背中の肌トラブルを悪化させる大きな要因です。
肌が乾燥するとバリア機能が低下し、肌が荒れたりかゆみをともなったりとトラブルが発生します。
背中を綺麗に保つためには、日頃からストレスを軽減する方法を取り入れたり、バランスの良い食事や肌の保湿を心がけることが重要です。
綺麗な背中を作る日頃の肌の手入れ方法
背中の肌は顔と同じように、日頃の手入れが美しさを左右します。
しかし、背中は自分では見えにくく、ケアを怠りがちな部位でもあります。
ここでは、日常生活に取り入れやすい背中ケアの方法を紹介します!
1.汗をこまめに拭いて清潔を保つ
背中は皮脂腺が多く、ニキビができやすい部位です。
運動後や暑い日は汗をこまめに拭き取り、肌を清潔に保ちましょう。
その際、タオルで強く擦らず、優しく押さえるようにして汗を吸い取るのがポイントです。
また、背中の通気性を良くするために、吸汗性や速乾性のある肌着や衣類を選ぶと肌トラブルを予防しやすくなります。
2.背中はたっぷりの泡で優しく洗う
入浴時は、背中のゴシゴシ洗いを避けましょう。
背中は肌がデリケートなので、強く擦ると傷がつきやすく、さらに乾燥やニキビの原因となります。
洗顔用ネットでたっぷりの泡を作り、その泡を背中に転がすイメージで優しく洗うのがおすすめです。
フワフワの泡を使うと汚れを落とすだけでなくリラックス効果も得られるので、毎日の入浴が心地よいケアタイムになります。
3.ボディ用のスクラブやジェルで角質をケアする
肌の透明感を保つためには、定期的な角質ケアが欠かせません。
週に1回程度、ボディ用のスクラブやジェルを使い、古い角質を優しく除去しましょう。
角質ケアを頻繁に行いすぎると肌を傷つける可能性があるので、適度な頻度を心がけることが大切です。
スクラブ後は肌がスベスベになって、化粧水や乳液の浸透も良くなります。
4.入浴後はボディ用の乳液やクリームで保湿する
背中の乾燥を防ぐためには、入浴後の保湿が大切です。
乾燥すると皮脂分泌が過剰になり、ニキビや肌荒れの原因となります。
入浴後はタオルで優しく水分を拭き取り、すぐにボディ用の乳液やクリームを塗りましょう。
保湿成分が含まれたアイテムを使うと、しっとりとした肌を保てます。
綺麗な背中は日頃の肌の手入れと筋トレで作ろう
綺麗な背中を手に入れるためには、肌の美しさと筋肉の引き締まりのどちらも欠かせません。
肌を清潔に保ち、乾燥やニキビを防ぐケアを続けると、健康的で透明感のある背中に近づきます。
さらに、筋トレやストレッチを取り入れると背中全体に立体感が生まれ、引き締まったボディラインを維持できます。
日々の習慣を少しずつ見直し、本記事で紹介したケア方法やトレーニングを取り入れてみてください。
綺麗な背中は自信を与えてくれるだけでなく、姿勢や健康にも良い影響をもたらします。
今日からトレーニングとケアをスタートして、理想の背中を作りましょう!