

自宅でできる髪質別ヘアケア完全ガイド|ダメージの原因と美髪キープのコツも解説!
「最近、髪のパサつきが気になる」「ヘアケアって何から始めればいいの?」
そんなお悩みを抱えている人は少なくありません。
とくに、カラーやパーマ、毎日のアイロンやコテの使用で、髪は想像以上にダメージを受けているもの。
傷んだ髪を放っておくと、ツヤがなくなったり、スタイリングが決まらなくなったりと、トラブルがどんどん増えてしまいます。
この記事では、自宅でできる基本のヘアケア方法に加えて、髪質別のケアのコツ、そして知らないうちに髪を傷めてしまう原因まで、トータルで解説!
日常のケアをちょっと見直すだけで、指通りの良いツヤ髪は叶えられますよ。
目次
まずは基本から!キューティクルを守るってどういうこと?
美しい髪のために、まず守りたいのが「キューティクル」。
髪の一番外側を覆っているウロコ状の層で、髪内部の水分や栄養を閉じ込め、外からの刺激から守ってくれる役割を担っています。
しかし、キューティクルはとてもデリケート。
ドライヤーの熱、タオルドライ時の摩擦、紫外線などで簡単に傷ついてしまい、一度剥がれてしまうと自然に元通りになることはありません。
このキューティクルをしっかり守るためには、毎日の洗髪方法や乾かし方を見直したり、保湿・補修効果のあるトリートメントを取り入れることが大切です。
「なんとなく」でやっていたヘアケアを見直すことで、手触りも見た目も大きく変わってきますよ。
今日からできる!正しいヘアケア4ステップ
ヘアケアは、以下の手順で行っていきます。
1.ブラッシング
2.シャンプー
3.トリートメント
4.ドライヤー
髪のダメージが気になる方は、各工程で間違ったケアをしていないか確認してみましょう!
Step1|ブラッシング
洗髪前のブラッシングは、髪の絡まりをほどいて摩擦を減らすための大切なステップ。
根元からいきなりとかすのではなく、毛先→中間→根元と、段階的に優しくブラッシングするのがポイントです。
乾いた状態で行うのが鉄則。
濡れた髪はキューティクルが開いているため、無理にとかすとダメージが深刻に。
ロングヘアの方はとくに、毎朝のブラッシング習慣をつけて、枝毛や絡まりを防ぎましょう。
Step2|シャンプー
シャンプーのときにゴシゴシこすっていませんか?
これはNG行動です。
たっぷり泡立てたシャンプーを使い、優しく包み込むように洗いましょう。
地肌をマッサージするように指の腹で洗うと、血行も促進されて髪にハリが出やすくなります。
お湯の温度は38度前後のぬるま湯がベスト。
高温は頭皮の皮脂を取りすぎてしまうため、乾燥やフケの原因になります。
Step3|トリートメント
シャンプー後はしっかり水気を切ってから、トリートメントを毛先中心に塗布。
数分置いてから洗い流すことで、ダメージ補修成分が髪に浸透しやすくなります。
特にダメージが強い方は、週2〜3回ほど集中ケア用のトリートメントを取り入れてみて。
仕上げにヘアオイルや洗い流さないトリートメントを使うと、うるおいキープに役立ちます。
Step4|ドライヤー
濡れたまま放置すると、キューティクルが開いたままでダメージを受けやすい状態に。
タオルでしっかり水分を取ったら、ドライヤーは髪から20cmほど離して、根元から毛先に向かって風を当てましょう。
仕上げに冷風を使うと、髪の表面がキュッと引き締まりツヤ感がアップします。
髪だけでなく、頭皮もしっかり乾かすことで、ニオイやベタつきも防げますよ。
髪質に合ったケアで、もっと扱いやすく!
人それぞれ違う髪質には、それぞれに合ったケアが必要です。
クセ毛・剛毛・猫っ毛……あなたの髪にぴったりなケア方法、見つけてみましょう!
くせ毛さんのケアポイント
くせ毛は水分バランスが崩れやすく、乾燥や湿気に敏感。
アミノ酸系の保湿重視シャンプーや、髪の内部まで潤いを与えるトリートメントを使うのがおすすめです。
ドライヤーで乾かすときは、引っ張らず根元から乾かすのがコツ。
うねりが落ち着き、まとまりやすくなります。
スタイリングにはヘアミルクやオイルでしっとり感をプラスしてあげましょう。
剛毛さんのケアポイント
剛毛は髪が硬く太いため、広がりやゴワつきが気になることも。
柔らかさを引き出す成分入りのシャンプーやトリートメントを選ぶと、まとまり感がアップします。
乾かすときは上から風を当てるように意識し、仕上げに冷風でキューティクルを整えると、広がりにくくなりますよ。
猫っ毛さんのケアポイント
猫っ毛は細くて柔らかいため、ペタンとしやすくボリュームが出にくいのが特徴。
ノンシリコンやボリュームアップ系のシャンプーを選ぶと、根元がふわっと立ち上がりやすくなります。
乾かすときは、手ぐしで根元を持ち上げるようにドライヤーを当てましょう。
オイル系のスタイリング剤よりも、軽めのフォームやスプレーの方がふんわり感を保ちやすいですよ。
こんな習慣、実は髪にNG!?ダメージの原因5選
髪のダメージは、毎日のちょっとした習慣や環境から起こっていることが多いんです。
無意識にやってしまっていないか、ぜひチェックしてみてください!
①髪の毛を乾かさずに寝る
キューティクルが開いたまま枕とこすれ合うことで、摩擦によるダメージが発生。
頭皮にも雑菌が繁殖しやすく、ニオイやかゆみの原因にもつながります。
寝る前には必ず、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。
②過剰なカラーリングやパーマ
頻繁な施術は、髪の内部のタンパク質や水分を奪い、ダメージの蓄積に。
施術後は保湿力の高いトリートメントでしっかり補修し、最低でも1ヶ月以上の間隔を空けるのがベター。
③ヘアアイロンによるダメージ
200度を超える熱は、髪を変性させてしまいます。
アイロン前にはヒートプロテクトミストを使い、温度は160~180度程度で、当てる時間は最小限にしましょう。
④紫外線による乾燥
紫外線はキューティクルを破壊する大きな要因。
日傘や帽子での対策はもちろん、UVカット効果のあるヘアオイルなども取り入れてみて。
夏はとくにケアが重要です。
⑤ホルモンバランスの乱れ
ストレスや不規則な生活でホルモンが乱れると、髪の成長周期が崩れて、抜け毛やハリのなさにつながります。
睡眠・食事・適度な運動で、体の中から美髪を育てていきましょう。
ヘアケア方法を見直して美しい髪をキープしよう
髪は1日で劇的に変わるものではありません。
でも、毎日のシャンプーや乾かし方、使うトリートメントを見直すだけで、確実に髪の状態は変わっていきます。
自分の髪質を理解して、丁寧に向き合うことが一番の近道。
パサつきや広がりも、日々のケアで少しずつ改善できます。
“美髪は習慣から”
今日からちょっとだけ意識して、未来の自分にツヤ髪をプレゼントしてあげましょう!
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