「異世界にきてやったんだど!オラオラ!」眩い光と共に、石造りの広場に登場した華女ちゃん。
華女ちゃんは、普段すすきのサンドゥビル6階【華女】で働いている。
ある日、華女ちゃんの前にステータス画面が現れ『威圧:Lv.99』『胃袋:無限』の文字が刻まれている。
「これってもしかして、異世界に行けるやつじゃん!オラオラオラオラオラオラオラ!」
華女ちゃんが空間を威圧すると、そのには謎のゲートが現れた。
そのゲートをくぐると、お祭りの提灯が怪しく輝く異世界の入口。「異世界のお祭り」が目の前に現れたのだった。
「異世界にきてやったんだど!オラオラ!」
『威圧:Lv.99』を身に付けたその勢いはとどまる事を知らない。
そんな時の中でいくつもの移り行く屋台を眺めていた。
初めて見る異世界で明日がどうなるかもわからない。トゥモローはネバーでノーズなのだ。
それなのに『威圧:Lv.99』を身に付けた華女ちゃんは、見知らぬ屋台に突き進んで行く。
「オラオラオラオラオラオラオラ!!」
異世界の喧騒など華女ちゃんの威圧と鼻息にかき消される。
そして「魔界焼き鳥」という、明らかに不穏な名前の屋台へと、
獲物を見つけた猛獣のステップで突撃していった。
だが、運命は非常である。
ゴブリンの店主から差し出された串ーーそれは、
絶命したはずなのに饒舌にしゃべり続ける「特製・喋る鳥串」だったのだ!
「ピギャー!おい、もっと優しく食べてくれよ!」
「ええええええ!?焼き鳥が説教して来たんだけど!?」
恐怖と空腹に耐えきれなくなった華女ちゃんは、ついに愛用の巾着を振り回しながら叫んだ。
「もう!やってらんねえ!華女に帰る~!」
逃げる華女ちゃん、追いかけてくる喋る焼き鳥。
無情にも華女ちゃんは『威圧:Lv.99』の力を使い、異世界の地を後にすることとなった。
やはり、憩いの環境。安息の地は、すすきのサンドゥビル6階『華女』だと確信した華女ちゃん。
もう二度とこのスキルは使わないと心に誓ったのである。
↓応募はこちら!↓
- TEL:0120-081-184
- MAIL:kanojo_s@yesgrp.com



