おはようございます
ホースマン店長です
昨日2026年10月4日、競馬界最高峰の決戦「凱旋門賞(G1)」がフランスのパリロンシャン競馬場で行われました。
結果から言うと、今年も日本馬による悲願の初制覇はお預けとなりました。しかし、レースを観終えた今、悔しさよりも「なんてカッコいい挑戦だったんだ!」という感動と興奮で胸がいっぱいです。
今年の日本競馬界からは、JRAを代表してメイショウタバルとアドマイヤテラの5歳牡馬2頭が世界の頂点に挑みました。
結果はアドマイヤテラが11着、メイショウタバルが14着。数字だけを見れば大敗に見えるかもしれません。しかし、そのプロセスは日本のファンの胸を打つものでした。
何よりもシビれたのは、名手・武豊騎手を背に挑んだメイショウタバルの逃げです。
武豊騎手にとって、今回は1994年の初挑戦から数えて実に「12度目」の凱旋門賞チャレンジ。
そんな競馬会のレジェンドが、今年はメイショウタバルという新たな相棒と世界の舞台に立ちました。
ゴールドシップ産駒らしい破天荒さと強烈な個性を武器に、世界の舞台でも怯むことなくハナを奪ってレースを引っ張る姿には、画面の前で誰もが「もしかしたら……!」と大きな夢を見たはずです。ロンシャンのタフな馬場を先頭で引っ張るのがどれほど過酷か。最後は力尽き、直線でラチ(柵)がなくなるオープンストレッチの難しさにも直面しましたが、果敢に逃げたあの姿は、間違いなく「カッコいい」の一言に尽きます。
そして、C.デムーロ騎手と初コンビを組んで挑んだアドマイヤテラ。
こちらは対照的に、欧州の強力なメンバーに混ざって4番手という絶好の好位に付ける正攻法の競馬を見せてくれました。欧州の重い芝、タフな展開のなかで果敢にインに食らいつき、最後まで踏ん張ろうとした走りは、日本馬の意地と底力を感じさせる素晴らしいチャレンジでした。
優勝したのは、現地の1番人気に支持されていたフランスの怪物ダリズ。
M.バルザローナ騎手を背に、直線で外から鮮やかな差し切り勝ちを収めました。
なんとこれで凱旋門賞連覇達成!牡馬の連覇としては1977〜78年のアレッジド以来、48年ぶり・史上8頭目という歴史的快挙です。これほどの絶対王者がいるハイレベルな戦いに、日本の2頭は真っ向勝勝負を挑んだのです。
僕たちがこれほど凱旋門賞に熱くなるのは、過去の偉大な先輩たち、そして「何度跳ね返されても、またここへ帰ってくる」という武豊騎手をはじめとしたホースマンたちのあくなき挑戦の歴史があるからです。
負けるたびに「欧州の芝は別物だ」と言われることもあります。それでも、日本のホースマンたちは決して諦めずに挑戦を続けてきました。
今回のメイショウタバルとアドマイヤテラの走りは、結果こそ伴わなかったものの、次世代へと繋がる大きな一歩だったと確信しています。玉砕覚悟で逃げたタバルも、正面からぶつかったテラも、本当にカッコよかったです!
競馬に「絶対」はありません。
でも、これだけ熱い挑戦が続く限り、「いつか必ず、日本馬が凱旋門賞を勝つ日」はやってきます。
その歴史的瞬間が訪れるまで、これからも僕たちは日本馬の挑戦を全力で応援し続けましょう!
ありがとう、メイショウタバル!
ありがとう、アドマイヤテラ!