お疲れ様です!
朝来たらLINEとか見直すんですけど、みやもとニキが大人のりんごあめの写真送ってましたね
お店のLINEに
多分ブログで使おうと思ったんでしょうね
このりんごあめ大人の味するぅ~みたいな感じで
でも真面目なんで定食屋おやじ亭の間違った情報を書いてた事を修正してました
誰かに取りに行かしたらテイクアウトしてなかったとかなんとか
・・・真面目ですね!
かわりに僕が使ってみたんですけど
食べてないんで何もわかりません
手の届く所にあるのはあるんですけど

僕あめ食べないんですよね
ガムもグミも
なのでおとなの味がわからないんです
もちろん大人のキスもわかりません
エヴァの大人のキスはわかります

ミサトは、銃弾を浴びた脇腹を押さえながら柱にもたれかかる。
「これで……時間、稼げるわね」
ミサトは苦しそうに肩で息をする。
「大丈夫。大したこと……ないわ」
壁を使ってなんとか立ち上がったミサトは、倒れそうになりながらエレベーターのスイッチを押す。
「電源は生きてる。行けるわね」
ミサトは、エレベーターの入り口に掛かったフェンスに手を付いて、自分の両腕の間に立ったシンジの目を見つめる。
「いい? シンジ君。ここから先はもうあなた一人よ。全て一人で決めなさい。誰の助けもなく」
フェンスとミサトに挟まれるようにして逃げ場を失ったシンジは、ミサトの目を見れずに顔を下に向ける。
「僕は……だめだ。だめなんですよ。人を傷つけてまで、殺してまでエヴァに乗るなんて、そんな資格ないんだ。僕は、エヴァに乗るしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。何も分かってない僕には、エヴァに乗る価値もない。僕には人の為に出来ることなんて何もないんだ!」
シンジは、今までの出来事を思い出して呼吸を荒くする。
「アスカに酷いことしたんだ。カヲル君も殺してしまったんだ。優しさなんかかけらもない、ずるくて臆病なだけだ。僕には人を傷つけることしかできないんだ。だったら何もしない方がいい!」
シンジは、力なく下ろした手でフェンスをぎゅっと握る。
「同情なんかしないわよ。自分が傷つくのがいやだったら何もせずに死になさい」
ミサトは、肩を震わせるシンジに向かって言葉を強くする。
「今泣いたってどうにもならないわ!」
シンジは何も言わずに下を向く。
「自分が嫌いなのね。だから人も傷つける。自分が傷つくより人を傷つけた方が心が痛いことを知ってるから……でも、どんな思いが待っていてもそれはあなたが自分一人で決めたことだわ。価値のあることなのよシンジ君。あなた自身のことなのよ。ごまかさずに、自分の出来ることを考え、償いは自分でやりなさい」
「ミサトさんだって……他人のくせに! 何も分かってないくせに!」
涙を流して叫ぶシンジの言葉を聞いて、ミサトはシンジの胸ぐらに掴みかかる。
「他人だからどうだってのよ! あんたこのまま辞めるつもり!? 今、ここで何もしなかったら、あたし許さないからね! 一生あんたを許さないからね!」
ミサトは、血で染まった手でシンジの顔を掴む。両手でシンジの頬を挟み、自分に目を向けさせる。
「今の自分が絶対じゃないわ。後で間違いに気づき、後悔する。あたしはその繰り返しだった。ぬか喜びと、自己嫌悪を重ねるだけ。でも、その度に前に進めた気がする」
ミサトが泣きながらシンジの目を見つめる。
「いい、シンジ君。もう一度エヴァに乗ってケリをつけなさい。エヴァに乗っていた自分に、なんのためにここにきたのか、なんのためにここにいるのか、今の自分の答えを見つけなさい」
ミサトはシンジの顔から手を離して、声を落とす。
「そして……ケリをつけたら、必ず戻ってくるのよ」
そう言って、ミサトは首から下げたペンダントをはずし、シンジに手渡す。
「約束よ……」
シンジは無言で唾を飲み込む。
「行ってらっしゃい」
ミサトはゆっくりとシンジに近づくと、長いキスをする。
「大人のキスよ。帰ってきたら続きをしましょう」
名シーンです
一気に感情がグワァーなります
ここの緒方さんと三石さん凄いです
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
オススメです!
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