===========
『王国、初めての謁見 〜女神、降臨の儀〜』
===========
初来訪者(予定)の履歴書を
読み終えた王様(おくちゃん)は、
その日ずっとソワソワしていた。
犬(国民0.5名)ですら気づいたほどだ。
ワン(翻訳:今日の王様、落ち着きない)
王様(おくちゃん)
「いや〜…ついに来るんやで?
ウチの王国に“女神”が。
これもう歴史教科書乗るレベルやろ‼‼‼
王国の会議室(6畳のリビング)で、
緊急ミーティングが始まった。
===========
◆ 王国・緊急ブレスト会議 ◆
===========
議題:女神をどう出迎えるべきか?
王様(おくちゃん)
「まずは笑顔やな。王として最高の笑顔を…」
と、鏡の前で笑顔を作る。
にぃぃぃぃ🫠(引きつりMAX)
犬
ワン(翻訳:やめとけ。怖い。)
王様(おくちゃん)
「……練習しよ。」
そこへ突然、
王国のベル(インターホン)が鳴り響いた。
🔔「ピンポーン」
王様(おくちゃん)
「で、でたぁぁぁ!!
女神、降臨!!!」
焦りすぎて玄関で1回つまずく。
犬もつまずく。
2人でコケるという謎のコンビネーション。
===========
◆ 女神、来訪 ◆
===========
王様(おくちゃん)(震え声)
「よ、ようこそリチスパ王国へ…!」
扉の向こうに現れたのは、
とても普通の、でもなんか雰囲気が柔らかい女神。
女神
「こんにちは……
あの…ここ、ほんまに王国なんですか?」
王様(おくちゃん)
「もちろんです!!!
(※まだ国民1.5名)」
女神
「笑いに来た、って言うたけど…
ほんまに笑えそうで良かったです」
その瞬間――
王様(おくちゃん)のHP、1000回復。
王国のレベル、+500アップ。
犬のしっぽ、5倍速。
===========
◆ 伝説の面談 ◆
===========
王様(おくちゃん)
「志望動機の“生きるの疲れたから笑いたい”って…
あれ、めっちゃ刺さったで。」
女神
「あ、あれほんまに思ったこと書いただけで…
笑わせてくれるならどこでも良かったんですけど…」
王様(おくちゃん)
「どこでも良かったんかい!!」
「ズコーーーー!!」
女神
「でも…ここに来た瞬間、
“当たり引いたかも”って思いました」
王様(おくちゃん)
「……
(王の心にポテンヒット)」
犬
ワン(翻訳:王様、泣くな)
そこで王様(おくちゃん)は決意する。
王様(おくちゃん)
「女神。
もうアンタはうちの国民や。
笑わせるのも、守るのも任せとき。」
女神
「国民…ってことは…
私、今日から…?」
王様(おくちゃん)
「そう、
リチスパ王国 “第2の国民” や!!!」
犬
ワン!(翻訳:ようこそ!!!)
女神
「……よろしくお願いします(照)」
===========
◆ 王国、次のステージへ ◆
===========
こうして――
リチスパ王国はついに
「2.5名の国家」へと進化した。
王国レベル:
村 → 小さな町へアップ!!
・笑顔に自信ある女神
・話聞くの好きな女神
・にんにく愛好家の女神
・寝たら全部忘れる女神
そんな“クセ強めの仲間”が増えたことで、
王国はさらに賑やかに、そして強くなっていく。
次回乞うご期待‼‼







検討中
マイページ


ページのトップへ