最近、また占いがブームになっているみたいです。私も東京で占い師として鑑定していたこともあるので、占いについてザックリ解説します。昔、キボクといって亀の甲羅を火で炙って出来たヒビで国家の運命をみたり、運営方針なんかを決めていました。そんなヒビが手に出ているようなのが手相です。手相はよく左手と右手、どちらで見るのかなんて聞かれますが、左手で先天運、右手で後天運を見ます。例えば社会的に見たら成功しているように見えるのに本人は満足していない、なんていう時は右手に成功の相が出ますが左手に変化なし、みたいな感じです。「何歳で○○がある」などを読むのを流年法といいますがミリ単位でズレるので大きな人生の出来事を聞いて、その相を見付け、それが何歳だったのかで微調整したら見やすいです。家相は1年位してから影響が出ます。1年位住むと「我が家」という家が自分の一部という感覚になるからです。階段が真ん中にある家に住むと夫婦が離婚するというのも大体そうですが、主に健康運に作用します。それを改善する風水なんかではトイレや水回りの場所を重視しますが、それはトイレや水回りを汚れたものと見ているからです。したがっていつもピカピカに掃除されていればトイレや水回りがどこにあっても大丈夫です。また気学、いわゆる方位学は動くことで気を受け作用がでます。良い気を受ければ良い面が出るし、悪い気を受ければ悪い面が出ます。動く距離は100キロ以上が原則です。徒歩だとそれより短い距離、飛行機など移動感覚が低いものだとそれより遠い距離の移動で作用が出ます。ただし生まれ持っている徳と劫がありますので過度に吉方位ばかりとっても徳を使い果たし効果が出ません。逆に凶方位をずっととり続けると散々な目に遭いますがこれは劫が解消していっていることにもなるので10年を超えると運が爆発的に開けます。豊臣秀吉も若い頃易者に凶方位を吉方位だと言われ、散々な目に遭いましたがあの通り大成功しました。また、姓名判断は名前は自分も他人もその名前がその人だと認識していますので作用が出てきます。そして書類の中には自分が入ることはできませんので自分を代行するものとして印鑑にもその作用が出ます。ただし姓名や印鑑が運勢全体に作用するのは大きくて2割です。ですから上手くいかないことを名前や印鑑のせいにするべきではありません。あと墓相、人間は死んで魂はあの世に行くので、お墓には骨があるだけなのですが「子々孫々、この墓に入るんだ」と思っているから作用が出てきます。大体結婚とか子孫に繋がるものは墓を整えると上手くいくことが多いです。
ザックリ占いを解説しましたが、どの占いも気の流れを法則に則って読み取るという理気二元説です。では手相はボロボロ、家も最悪、名前も最悪、お墓もボロボロ、どれをとっても助かる見込みがない、という人はもうダメなのか、と言えばそうではありません。運命を知ったうえでそうならないように超えるためのあらゆる努力をすることで本来なら助からない人が助かるということはよくあります。自分の力で運を切り拓けるという意の要素があります。ですから占いはどんなに極めても九分九厘までで絶対ではありません。理気意三元説が正しいと言えます。自らの努力によって運を切り拓いていくことが出来るという要素が占いをする人が見落としがちなのですが、一番大切なことです。



