前回の話と被りますが、例えばの話ですが、家でナショナルの電化製品が壊れたとしましょう。その時にナショナルの本社に電話して、もう亡くなりましたが松下幸之助さんが生きている時に、松下幸之助さんに電話を代わったとしましょう。まあ実際には代わることはないでしょうが、代わったとして「貴方の伝記を読んで感動したからお宅の電化製品を買ったのに今日、壊れた。松下さん、修理に来て下さい」と言ったらどうでしょう。松下さんが修理に来るでしょうか。「製品に不備がありましたら申し訳ありません」と社交辞令で言うでしょうが、会社の一大事とは捉えません。変わった人だなと思うでしょう。そして、結局来るのは近所の電気屋さんです。それなら最初っから近所の電気屋さんと仲良くしていた方が良いです。この例え話を言うと「そんなやついないだろう」と言う人が多いですが、実際には同じことをする人が多いです。どんなに会長とか社長と仲良くても直接対応する窓口と仲良くしていなければ意味がありません。では、社長や会長とはどのような内容の話し合いをしたら良いかと言うと、会社の存続に関わることです。これに関しては会社のトップ1本ですべきです。それ以外は直接窓口になる人と仲良くしておいた方が良いです。
ハナミズキは大手というわけではないので窓口も経営者も私ですが、大手で様々な役職がある店で働いている女性で社長や経営者ばかりに媚を売って、いつも手を焼いてくれているスタッフを相手にしない女性がいます。そのような女性は結局うまいこといきません。ですから、いつも身近にいるスタッフとの関係を大事にしましょう。



