ニュースで知っている人も多いと思いますが、トランプ大統領が和平案をゼレンスキー大統領に付きつけましたね。あまりにウクライナにとって厳しい和平案なのでゼレンスキー大統領は「国の尊厳を失うか、アメリカを失うかの2択で厳しい」と演説で言っています。このように右か左かの2択を迫られることは人生で多々あります。その時にどうすれば良いのかというと、右でも左でもない道をこじ開けるのが王道です。例えば支払いが滞っていたりすると、明日までに、誰かに借りて払うか、支払いが終わるまで今後の収入を全部渡すかどちらかに決めて明日までに返答しろ、なんて日常茶飯事でよくある珍しくもなんともないことです(笑)。まさに2択のうちどちらかしかない、このような時にどうするのか。まず明日までという期日を延ばす。愛嬌と度胸と粘りで事情を説明し、相手の利益を尊重し、ちょっと待った方が良いという状況になんとか持っていく。そしてその間に相手が頭が上がらないような人物を味方に付けたり、援助してくれる人を探したりして、2択のどちらでもない道を切り拓く。これが一番の解決策です。
順調に来て2択を突き付けられたことがない人は分からないかもしれませんが、何度も支払いの危機にあったり、何度も存続の危機にあったりして幾度も究極の2択、しかもどちらに転んでも自分が潰れるもの、それを突き付けられながら来たのが私です(笑)。だから経験で分かるのですが2択のうちどちらかをすぐに選ばなければいけないときは、まず「すぐに」の条件を外し、2択のうちどちらでもない道を切り拓く。こうして乗り越えるのがベストです。その新しく拓いた道が2択を突き付けた相手にとっても2択のどちらかを選んだ場合よりも利益が大きければ文句のつけようもありません。このようにして切り拓いていく経験はその時は大変でも後で振り返ると楽しい思い出です。だから今、究極の選択を迫られているという人はこのブログを思い出して下さい。絶対に抜け道は見つかりますから。



