
私は絶対なんていうものはないと思っています。なぜなら人間はどこまでいっても有限です。その人間が絶対なんていうものが分かるはずがないです。だから例えば「この人の言うことは絶対きく」とかそんなことはないです。誰であっても間違えるし失敗します。そしてその人物より偉大な人物はたくさんいます。ですから誰が言った意見であっても絶対正しいなんてないと思っています。たくさんある中の1つの意見として聞くだけです。そして最後は自分の直感で行動します。もしその直感が間違っていたらまた戻ればよいだけです。こだわりなんて持っているとこの戻るということができないのです。だから私の周囲にいる人は「さっきまでと言っていることとやっていることが全然違う」とよく言いますが当然です。さっきまではそう思っていて今はこう思っているということです。このコロコロ変われるのが自在性でありそれができなくなって頑固になるのは老化でしょう。
信念を持っていて一本芯が通っているような人は、その芯が折れたら終わりです。何考えているのかよく分からないような人が、のらりくらりして優柔不断だ、なんて言われてもゴキブリのようにしぶとく進んでいけるものです。まあ、私もそんなタイプなので「絶対に変えられないこだわり」なんていうものを持たないことがこだわりです。


