
そして雑用中に様々なアイディアが浮かんできたり、決断をしたりします。よくドラマなんかで社長室の机でじっと目を閉じて決断する社長なんか描かれていますが実際にはそんなのではなく、便所掃除をしている最中とか、買い物している最中とか、後片付けしている最中に「この方がいいな」と決断や判断をすることがほとんどです。みすず商事という大手時計販売商社の社長である半田氏は「雑用は判断のゆりかごなり」と言っていますがまさにその通りです。雑用をこなすなかで大事な判断や決断が湧き出てくるのです。
ですから「社長の仕事はなんですか」と聞かれたら迷わず「雑用です」と答えます。そして雑用のついでに判断し、雑用のついでに決断しているのです。


