
音楽で「G」というのは「ゲー」と読みます。だから「ゲーセンジョウノアリア」なんです。これはなんでかと言うと音符を読むときは通常ドイツ語で読みます。ちなみに「ドレミファ」はイタリア語でイタリア音名です。日本音名は「いろはにほへと」です。440Hzの「ド」から3度下がった「ソ」がドイツ音名で「G」すなわち「ゲー」です。ヴァイオリンで出せる一番低音の音ははこの「G」です。そしてそれを奏でられる弦は「G線」と呼びます。「G線上のアリア」は全てのメロディーを「G線」のみで奏でるから「G線上のアリア」と言うのです。
音楽を演奏することのない人は普段使うことのない知識かもしれませんが、何かの時に役に立つかもしれませんし、誰かが「ジーセンジョウノ・・・」と言い出したら「あれゲーセンって読むんだよ。そんなことも知らないの」と自慢できます(笑)。


