
精神科の待合室なんかにうつ病のパンフレットが置いてあり、こう書いてます。「うつ病は心のカゼみたいなものです」と。しかしカゼみたいなものというなら「前にうつ病になったけど今は治ってなんともないよ」という人はいるのでしょうか。私はそんな人に会ったことがありません。「うつ病」と診断されて投薬を受けると引き返せないような状況になるように思えてなりません。抗うつ薬は麻薬のようなものです。飲み始めると急にはやめれません。急にやめると離脱症といって「金に困っていないのに万引きしたくなる」みたいな反社会的な行動をしたいという衝動にかられてしまいます。ですから今服用している人は専門医の指導の下で減薬していって徐々にやめていくしかありません。私も一回うつ病の典型的な症状になったことがあります。すなわち背中がものすごく痛くなり、胃の部分が不快感に襲われ、食欲がなくなり軽いものしか食べれないようになりました。胃カメラで検査しても何も異常がないという状態です。症状は完全にうつ病ですがそのまま放置したら2ヶ月で治りました。
メンタルを病まずにとかいう場合に「自分に正直に生きることにしました」なんて言う人も多いです。しかしこれは間違っていると思います。生きていたら落ち込むこともあります。そんな時に自分に正直になんて生きていたらすぐに自殺してしまいます。ですから、自分の気持ちなんていうのはあてにならないと思う方が良いでしょう。もしも落ち込んだり悲しい気持ちに襲われたら「こんなのは本当の自分ではない」と自分の気持ちを騙して誤魔化してやりすごすのがメンタルが病まないうえで大事です。あとは病んでいる人の話を真剣に聞かないことです。精神科の医者って病んでそうな人が多いです。あれは真剣に患者に向き合って話を聞いているからでしょう。病んでいる人の話は高速で走る新幹線の窓から外を見るぐらいの感覚で聞いているのが丁度良いです。私はいつもそうしているので病むことはありません。文面が限られているので、今回はこれぐらいしか書けませんが参考になればと思います。


