アサヒビールってスーパードライを開発する前は万人受けするビールを目指してました。しかし万人受けするビールって魅力が低いのです。そこでアサヒの開発者が30代40代に絞って嗜好を調査しました。すると30代40代の人の嗜好が「キレとコク」という結論になりました。キレは炭酸の強さ、コクは使用する酵母で苦みを抑えて発酵させるものに変えました。つまり苦くてまろやかな味わいのビールを好む人のニーズは完全に無視した形です。ビールの消費者で1番多い層の意見を反映させてそれ以外の層は無視するということです。その結果ヒット商品になりました。何が言いたいかというと、メークなりファッションなんかで「こうした方が良いよ」と私なり人気がある女性がアドバイスをすると「でもお客様がこの方が良いと言っているんです」なんて言う女性がたまにいます。しかし人気があって稼いでいることが明らかな人には教えを乞うことはあってもアドバイスなんかしません。アドバイスをするというのは人気がないからです。この方が良いと言っている「お客様」はいったいどれぐらいの「お客様」のことを言っているのでしょうか。たまたまついたような1人か2人のことがほとんどです。大多数の男性にウケるファッション、メークにすることでその1人か2人が消えてもそれ以外の大多数がファンになってくれた方が稼げます。
お客様って大事ではあるのですが、お客様に責任ってありません。つまりその女性が稼げても稼げなくてもどうでも良いのです。だから小気味の良い言葉をいうものです。「店の人にもっと派手で露出の高い服にした方が良いって言われているんです」なんて言っても「そんなことないよ。その方が○○さんらしくて似合っているよ」って言います。次いつ会うか分からない女性に対してはそんなものです。しかし私は違います。女性が稼げなければ私も稼げないです。だから稼いでもらうために私が言った方が良いことは私が言いますし、人気がある他の女性が言った方がベターなことはその女性に頼んで言ってもらいます。そうじゃないと私が稼げないですから(笑)。ハナミズキに限らず自分が在籍している店でスタッフさんや先輩女性に服装やメークのことを言われているけど「うるさいな~」と思って「お客様はこれが良いって言っているんです」って言っているな~と思い当たる人は私と同じ理由でスタッフさんや先輩女性がアドバイスしてくれているはずです。言っても聞かない女性に対してはそれ以上は何も言わないものです。言われているうちに謙虚に改善しましょう。






