
ちょっと難しい話をしますが昆布のうま味成分はグルタミン酸です。それだけを粉にしたのは味の素です。一方、干しシイタケのうま味成分はイノシン酸です。これはうま味の強さとしてはグルタミン酸の何倍もあります。ただ強けりゃ美味いというものではないのでグルタミン酸と混ぜて粉にしたのがいの一番です。それだけ干しシイタケのうま味は強いのですがさっきも言ったように強けりゃ美味いというものでもないので美味しく調整する必要があり製品化が結構難しいのです。だからなかなか干しシイタケ味を前面に押し出しためんツユは売ってません。そんななか「ヤマエ」さんが干しシイタケ味のめんツユを製造販売しています。スーパーでも結構売っています。
ヤマエのめんツユであごだし味のやつはどこにでも売っているような味です。ですから干しシイタケ味を見つけたらぜひ購入してみて下さい。ちょっと高級な美味しさです。高級な味でもあごだし味より高いなんてことはなく、干しシイタケ味も値段は一緒なので価値ありますよ。


