
ところでなんで吉野家は店ごとに味が違うのかというと、煮込む肉の量と脂抜きをちゃんとやっているのかと、客数によってそれをちゃんと変えているかによるのです。でも、これってマニュアルにあるものです。吉野家の店長は「うちは○○には負けない」とみんな勝ち誇っていますが、要は「ウチはこれだけマニュアルを守ってますよ」ということです。全部守れば完璧なのですが全部マニュアルを守っている店はないです。6割ぐらい守ったらスゴイ方だと思います。もし何も知らない人がこの店はスゴイ方だと見るポイントは、テーブル上の七味、しょうゆ、紅ショウガがどのテーブルも統一されている。ゴミ箱にビニール袋がセットされていない(ビニールがないとこまめに洗う必要があるので清潔に保てます)。真夏であっても熱いお茶が先に出てきて冷水は言わないと出ない(牛丼を美味しく食べれるのは熱いお茶だからです)。どうでしょう、意外と少なくないですか?逆にこんな吉野家を見つけたらラッキーです。贔屓にしましょう。
ちなみにマニュアル全てを完璧に守っている店が一つだけあります。それは本店です。まあ、本店がやっていることがマニュアルになっているから当たり前なのですが(笑)。でも、ほとんどが守れないマニュアルってどうなんでしょうか(笑)。


