
日本はバックボーンが神道です。神道の考えだと良いものは何でも取り入れたらいい。という考えなので、オギャーと生まれたらお宮参り、結婚する時はキリスト教であの世に行く時は仏教、石油をもらいに行く時はイスラム教、という感じです(笑)。こうゆうのが日本人には合ってます。そして出産は産みの苦しみだ、と喜んでます。労働も天地とひとつになって働けるのは幸せだ、という労働感覚ですから「仕事が趣味です」なんて言ってます。だからイキイキと働いている人が多いです。
それが欧米の考えが優れているなんて感じで日本に入ってくるものだから、崩れていってしまっています。働き方改革、なんてその典型でしょう。寝る間も惜しんで働くなんていうのを悪みたいに考える人が増えてしまっているのです。そして結果を出した分は自分の報酬に反映しないとおかしいなんて考えています。自分が頑張って業績を上げたらその金は会社が使うもの、自分はその次という考え方が日本人らしい考えです。なぜなら会社を家族と考えたなら、まず会社が存続して潤わなければやっていけません。だから儲けは会社がまず1番に得るべき、という考えです。それで頑張った結果が奇跡のような戦後の大復興だったはずです。それが出来て現在のこんな程度の不況を押し返せないわけがありません。
風俗は個人プレーだから自分の好きな時に好きな時間だけ働けば良い、というのはその通りです。それで得られる報酬に何の不満もないのであればそれで良いでしょう。しかし、今もらっている報酬じゃどうしようもない、何としても稼がないといけない。という状況にも関わらず、マイペースで出勤して、ファッションにもメークにもスタイル作りにも何の努力もしない。それで「稼げない」って当たり前です。今、何としても稼がなければという人は横行している欧米人みたいな労働感覚に惑わされることなく仕事と向き合ってみて下さい。一生に一度ぐらい死ぬ気で働いた経験があって良いのです。自分の限界を超えるということがいかなることか分かるからです。最近、「今の店がダメだからハナミズキに戻りたいな~」と言ってきましたが退店時の状況を考慮しお断りした4人に言っているのです。奮起を期待します。


