備蓄米が店頭に並ぶニュースでもちきりですね。米が古いからどうとか野党が言ってますが、玄米の状態でちゃんと保管していれば米は風味はそんなに落ちません。米の品質っていつの米かよりも誰がどこで作ったかの方が大きく影響します。特に誰が作った米かは品種の差を超えます。同じ魚沼産コシヒカリでも誰が栽培したかで味が全然違います。そして炊き方はもっと味を左右します。私はお釜でご飯を毎回炊いています。品種はきららという一番安い銘柄です。ちなみにきららは吉野家で使われている品種です。それでも大変美味しく炊けます。一度、一番高い魚沼産コシヒカリに変えたことがあるのですが、粘りの違いだけで味は一緒でした。お釜で米の良さを100%引き出すと品種の差を超えるのだと実感しました。ちなみに古くなった米だと粘りが適度に抑えられるので寿司のシャリに向いています。ということは当然おにぎりやイナリ寿司にも向いているということです。チャーハンやピラフにも良いでしょう。古いとレパートリーが広がりますね。まるで女性が熟女になると魅力のレパートリーが広がるように(笑)。だから年齢がいっている人は劣っていると思わずに「他の人より準備運動がたくさん出来ている」と思いましょう。






