
「中は喜怒哀楽の生まれる前道で、ひとたび発して節に中る」と言います。この「中る」は「あたる」と読みます。アダルトじゃないですよ(笑)。つまり怒っている人がいたら怒ったらいけませんよ。悔やんでいる人がいたら悔やんだらいけませんよ。せこせこしている人がいたらもっと大らかに、大らかすぎる人にはもっと緻密に。と相手が違うのですからドンドン違うものが出てくるわけです。私の中に道があるから。その出てきた文章を追いかけても何もないです。次々作っているのですから。そんなことはどうでも良いのです。素晴らしいブログが書かれた背景には素晴らしい道があったということです。ブログで書かれた文章や言葉をやぶって道に入ってきていただきたい。そしてこのように道を体得してそれぞれの職場や家庭や友人関係の中で「節に中る」ような教えが千変万化に出せるように皆様にもなっていただきたいのです。そのための入り口としてブログを毎日書いているのです。ブログの文章だけ読んで「前と言っていることが違うな」なんて浅くしか咀嚼していなかった人はその文章を通してその奥の道に入ってきていただきたい。こう思うのです。
ここまで読んで「何言っているのか分からない。頭が痛くなってきた」という人は、こうあるべきだという観念で凝り固まっている人です。先入観的な固定観念を捨てて、もう一度よく読んでいただけると何を言っているのかがより分かっていただけると思います。まあ、たまには真面目に書いておかないとね(笑)。


