
個室待機の店なんかにいると周囲の女性との接触が少ない場合があります。そうすると周りの女性を知らないので自分が圧倒的に問題があって人気がないのにそれに気が付かないのです。自分が劣っていることを自覚できない人は救いようがありません。逆に現在人気がなくても自分が他の女性よりも劣っていることは理解できている。ただ、どうすれば良いのかが分からないという女性は人気嬢に大変身する可能性があります。劣っていることを自覚出来ているというのはそれだけ素晴らしいことなのです。
お釈迦様の弟子にシュリハンドクという人がいました。この人は頭が悪く、自分の名前すら覚えられないのです。でも、頭が悪いということを自分で自覚していることをお釈迦様に認められて弟子入りを許されました。そして「頭が悪くても掃除は出来るだろう」とお釈迦様が「自分の垢を清めるんだ」と唱えながら掃除しなさいと教え、無我夢中で掃除に没頭し、ついに悟りを開き聖人になりました。ちなみに、このシュリハンドクの死後、彼の墓から茗荷が生えてきたことから「茗荷を食べると物忘れをする」と言われるようになりました。
なぜ、圧倒的に劣っているシュリハンドクの弟子入りを許し、さらに彼自身の精進で悟りを開けたのかといえば、自分の愚かさを自覚していたからです。「アナタはやばいでしょ」という女性が平気で「自分はイイ女です」みたいな態度で来ると呆れてしまいます。そのような女性がハナミズキに入店して鼻をへし折られて人気嬢に化ける場合もありますが、残念ながら自分がイケてないことが分からないまま退店していく場合も多いです。転々虫となって巡るうちにどこかで気が付いたら良いなと思いますが難しいみたいです。
人気のある女性というのはどこの店に行っても人気があります。人気がない女性はどこにいっても人気はありません。もし自分が人気がないなら、店のせいにせずに自分に原因があるということを認めましょう。面接の時に以前に在籍していた店を悪く言う女性に対して私はいつもこのように「その店は決して悪くないと思いますよ」と話をしています。それで気分を害して帰る方もいますが(笑)。まずは現状をしっかりと認識するところから始めましょう。


