6月30日は夏越の大祓いです。全国の神社でデッカイ輪っかを設置しているのを見ることもあるでしょう。神道って1年を2クールに分けて考えます。そして6月30日に夏越の大祓い、年末に年越しの大祓いを行います。これはキリスト教のように罪を犯さないように、また仏教の様に劫を積まないようにという考えとは一線を画します。罪をおかすのが怖いから何もしないのではなくて、生きているうちは仕方ないです。大小の罪はおかすでしょう。女性なら、ちょっと好みじゃない男性がいたら「すいません。ちょっとハゲは・・・」もしくは「ちょっとデブは・・・」と断らないといけないですし(笑)。会社経営では戦力にならない従業員は辞めて頂かないといけません。どうしても現実社会では大小の罪は犯します。そんなのを気にしないで明るく元気に行こう!!というのが神道です。ただ、穢れた分、上半期、下半期でキレイにしましょう。そして現実社会で元気に生き貫いていこう!!というのが神道です。それが夏越の大祓い、年越しのおお祓いの意味です。
この考え方は日本人に合ってます。だから「宗教なんか何も信じてません」なんて言いながら神社に初詣しに行ったりするのでしょう。この時期、色々な神社で夏越の大祓いやってます。ぜひ立ち寄ってくぐってみてはいかがでしょうか。まあ、創価学会なんかは「鳥居をくぐったらダメだ」なんて言われているみたいですが、鳥居はくぐるなと言われているけど輪っかまでくぐるなと言われているわけではないみたいなので、創価学会の人は鳥居の脇から入って輪っかくぐれば問題ないんじゃないですかね。よく知りませんが(笑)。






