
一見、気さくに話しかけたりしてくれて私達と何も変わらないように見えますが、皇族の方々が私達と決定的に違うものはなにかというと天皇陛下はもちろん、どんな末端の皇族の方でも、少なくとも皇族の方は「日本という国のためなら命をいつでも捧げる覚悟がある」ということです。
終戦の時、占領軍の司令官であるマッカーサー元帥と会談した昭和天皇が「自分は絞首刑をふくめ如何なる処罰を受けても構わないから国民の衣食住を助けて欲しい」とお願いし、戦犯として捕らえられているいる当時の首脳部たちを「彼らは私の命令に従っただけで全ての責任は私にある。日本にはただ一人の戦犯もいません」と全く身に覚えのないことも自分のせいだと主張し、かばいました。てっきり命乞いをしに来たと思っていたマッカーサー元帥が驚いたという有名な話ですが、普段から「日本という国のためなら命をいつでも捧げる」という覚悟をしているから自然に出た言葉です。
また天皇陛下は今も帝王学をはじめ国をいつでも統治できる知識を学んでいます。これはなぜかというと、もし万が一日本の政治が機能しなくなったら、天皇陛下が一時的に国を統治して、政府が復活したらまた政権を政府に返すためです。だからいつでも一人で国を統治できるだけの知識を学ばれているのです。そしてそれを前面には出さず普段は日本の政治がちゃんと機能して国民全てが幸せに生きていけるようにと神々に祈っているのです。よく国事行為で天皇陛下が承認しますが、意味もなく印鑑を押しているわけではありません。全部理解しておしてます。ツッコミたいところがあっても何も言わず、ただ良くなるようにと祈っているのです。まあ、昭和天皇はよく中曽根さんを呼び出してツッコんでたみたいですが。これが天皇陛下や皇族というものです。ハナミズキは熟女店ではありますが、時代が進み今や全員が戦後生まれですのでこうゆうことをちゃんと理解していなくて、下手したら「皇室に税金を使うのは無駄遣いだ」なんてとんでもなく許しがたいことを言う輩まで出てくる始末です。だから一度、ちゃんと書いておかねばと思い今回はこんなテーマで書いておきました。


