
鹿児島県人の特徴は誇り高いです。どこの地に住んでいても鹿児島県人としての誇りを持って生きて行こうなんていう感じです。鹿児島県人の誇りってなんなんでしょうか?埼玉県人の誇りなんて私、持ってませんけど(笑)。だから全国どこでも鹿児島県人会があって親睦を深めています。維新なんか企んでいるのかもしれません(笑)。そして鹿児島こそは日本一と口には出さないけど思ってます。まあ、思うのは勝手なんですが鹿児島って地理的に島じゃないですか。あそこから一歩出た時に日本一と思っていたものがそうでもないと気付いて静かに傷ついていること多いです。例えばラーメン。鹿児島県人って鹿児島ラーメンが日本一だと思ってます。それは他を知らないだけです。本州に出てきてあるいは博多ラーメンなんか食べたときに「負けてるかも」って気が付きます。鹿児島県人が周りにいたら美味いと思うラーメン屋連れて行ってみて下さい。関西で美味いといわれているラーメン屋、少なくとも鹿児島ラーメンよりは美味いですから連れて行くとなんか神妙な顔になって面白いです。そしてさつま揚げが練り物で日本一美味いと思ってます。そんなの愛媛県人に言ったらじゃこ天抱えて攻撃してきます。美味い練り物って日本にたくさんあります。さつま揚げしか鹿児島人は知らないから日本一と勘違いしているのです。そして、せっかちで待てないです。桜島フェリーの中でうどん、みんな食べるのですが乗船時間15分ですよ。乗り降りの準備なんか入れたら10分位しか船に乗ってません。着いてから食べれば良いのに鹿児島県人は10分も待てないのです。だからフェリーでうどんを食べるのです(笑)。そして朝まで待つことも出来ないから鹿児島フェリーは24時間運航してます。待てないと言えば、以前、知り合いが鹿児島でたこ焼き屋を開業したことがあるのですが、こちらのお客様って焼けるまで待つじゃないですか。鹿児島県人は待てないのです。冷めてるとか関係なく店に行くとすぐに商品がないとダメなのです。焼きたてとかどうでも良いみたいです。とにかく待つのが嫌。行ったらすぐ渡せるように焼いておけ、という感じです。そして濃い甘い味じゃないとダメです。会津屋のレシピを参考にしてスッピンで食べても美味しいたこ焼きにしたのですが、そうゆうのダメなんです。たっぷりソースとマヨネーズ塗って青のり、かつおで覆いつくしてこそ良いたこ焼きだと思ってます(笑)。そして中がトロ、も焼けてないと勘違いします。ガチガチに焼かないとたこ焼きが焼けてないと文句言います。たぶん会津屋行ったら味が付いてなくて焼けてないとか文句いいそうです。そして自分たちの習慣が日本全国の標準だと思っています。例えば鹿児島で懐石料理を食べると最後はぜんざいです。デザートがあってもその後にぜんざいが出てきます。それが普通と思っています。だからこっちで懐石料理なんか連れていくと最後に「ぜんざいは?」なんて言いますから(笑)。
こんな感じが鹿児島県人です。全国に散った鹿児島県人が鹿児島に戻れば鹿児島県の感じも変わるのでしょうが、おそらく故郷を捨てた裏切り者とみなされてもどれないのでしょう(笑)。だから鹿児島はあいかわらずこんな感じです。まあ、気軽にいける外国みたいでたまに旅行に行くのは面白いですけどね。


