
ちなみに経営者は私立大学出身者や無学歴でたたき上げで成った人と国公立大学出身者がいますが、私立大学って入試で問われる科目が決まっています。つまり得意科目を伸ばして合格するタイプです。無学歴でたたき上げの人も才能を見出され伸びていった結果でしょう。だから得意なもの、つまりモチベーションが上がる好きなことはトコトンできるのですが、嫌いになったら続きません。ですからちょっと意欲をそがれるようなことがあると廃業してしまうことが多いです。対して国公立大学は入試で全教科試験があります。まあ2次は科目が絞られますが、とりあえず1次は全教科受験する必要があります。つまりどれだけ嫌いでもやる気がなくても、モチベーションなんか上がらなくても一定以上の成績を収めるということが出来る人が国公立大学の出身者です。だから、そのような人が経営者になると、意欲がそがれようが、やる気がなくなろうが、モチベーションがなかろうが一定以上の業績を上げ続けることができるのです。ですからそのような経営者だとなにがあっても潰れず、存続する会社になりやすいです。
私はというと国公立大学の1次試験は突破して2次で落ちて私立大学を卒業しました(笑)。まあ、1次は突破しているから嫌いな教科でも一定以上の成績をとるということはできるのでしょう。時々というかしょっちゅう「よくこれだけ叩かれまくって心折れないですね」と言われますが、折れないというより、そもそも折れるものがないから折れようがないのです(笑)。まあ、そんなのだから続いているのでしょう。このブログを読んでくれている人で、受験生の子や孫を持つ方も多いでしょう。その人はぜひ、国公立を目指すように指導して欲しいです。たとえ落ちて私立に行くことになっても1次だけでも突破できたら嫌いなものでも一定以上の成績を収めるという能力を獲得したことになります。それはその後続く人生で絶対にあった方が良い能力だからです。


