先日、スシローのある店舗で食事したらネタを載せる時にギュッとやりすぎたのでしょう、グチャっと潰れてました。スシローは職人にしか出来ないと言われていた表面がやや硬く中がフワっと空気を含んだ人肌温度のシャリを完璧に作る高価で高性能なシャリロボットを導入しています。どんな人が作っても美味しく出来るように難しい工程を出来る限り自動化しているわけです。ネタを切るのもテクニックが要りますがそこは厳密に試験をして限られた人にやらせているみたいです。ここまでやれば、ネタをシャリに載せるぐらいなら誰がやっても大丈夫と思うのも無理はないです。しかし、まさかのその工程でグチャです(笑)。流れている寿司全てがその状態ですから、開発者が見たら怒り狂うでしょう。結局、どれだけマニュアル化しても「これぐらいは出来るだろう」というところでやらかす人間はいるものです。飲食店に限らずどんな店でも、マニュアル化して簡単に誰でも同じように出来る工夫はいるのですが、完全に任せるとウソだろというところでやらかすものです。先程のスシローでもグチャっとなっても責任者がチェックしていれば、それがそのまま客に提供されることはないはずです。「載せるだけぐらいなら失敗だろう」とチェックしなかった責任者のミスです。こんなのがあるのとチェックといっても、チェックを誤魔化そうとするかもしれない、という思いが強いから私は決して経営を人に任すことはしていないのです。面接にしても私がしない方が入店率が上がる、というのはそうだと思いますが(笑)、私が直接行っています。






