自民党の総裁選が終わって高市さんに決まりました。大体日本の総理大臣ってカリスマ性のある人の前がイマイチの人で、後が普通の人、その後にちょっとすごい人という感じになってます。森さん、小泉さん、安部さん、麻生さん、民主党政権で再び安部さんという流れを見てもそうでしょう。でもそれぞれが大事な役割を担ってました。森さんがイマイチだったからこそ小泉さんがすごく見えた。その勢いで実力以上の力を発揮して大改革を断行できました。その後の安部さんは普通で、麻生さんは結構すごかったです。そして民主党政権のゴタゴタでまた自民党が見直され、前とは全く違う生まれ変わったような安部さんになりました。ちなみに森さんはイマイチと言っても、会ってみると非常に良い人で素直な方です。素直過ぎて思ったことを思った時に口にしてしまうのです。「日本は神の国」というのは、その通りなのだけれども、そう思って、実際にその通りだとしても総理大臣の立場では言ってはダメだったということです。ちなみに民主党政権の時に風見どりの公明党が自民党から離れていつもみたいにヒョコヒョコ民主党にすり寄っていかなかったのは、以前に社会党が政権をとった時にヒョコヒョコ行って、自民党政権に戻ったときに創価学会が課税させられそうになった経験があるからです。あの時にくぎ刺しが生きたのです。
石破さんは悪い印象ばかりが報道されてますが、国防や外交に非常に長けていて、トランプさんが就任した後に日本の代表としては最適でした。首脳会談が上手くいったのは石破さんだからできたことです。大体80点ぐらいの総理大臣だったと言えます。今度の高市さんはこの流れだと90点ぐらいの総理大臣になることでしょう。危機があったり大変なことがあってもその時代その時代にふさわしい人物が出てきて国をかじ取りしてきたのが日本です。まさに明治天皇が歌に「絶えたりと 思う道にもいつしかり しゅうりする人あらわれにけり」と詠まれたそのものです。






