
私の見解ですが、自然の行為とかけ離れているものは健康法にはならないと思います。マラソンをちょっと考えてみて下さい。用事もないのに走っているわけですよね、長距離を。そんなことしている動物、いません。動物が走るのは捕食者から逃げる時とか、獲物を捕まえる時など、やむを得ない場合のみです。用もないのに長時間、長距離を走るなんてしません。マラソンはそんな自然ではありえないことをしているのです。当然負担が生じ色々なリスクが上がるのでしょう。
運動を科学的に研究して運動の強度を追求した指標にボルグ指数というのがあるいのですが、健康に有益なボルグ指数は13と規定されています。ボルグ指数13とは額にじんわり汗がにじむ程度の運動強度です。今回指摘された大腸がんになったマラソンランナーはいずれもハードな走行をしていた選手だそうです。やはり運動もやり過ぎは禁物ですね。


