1人の人間が管理できる限界人数は50人といわれています。社員数50人ちょっとの会社の倒産率が極めて高いです。では社員何万人とかで成功している大企業はどうなっているのかというと、社長の下に50人の経営者と同じ能力がある人がいて、その50人の下にそれぞれ同じぐらいの能力がある人が50人いて・・・と広がっているのです。このモデルが破綻しているのがロイヤルホストだと思います。管理が行き届かず、店舗による差がものすごいです。手作りの要素が多いので差がでやすいのです。本部から見られたら大目玉をくらうレベルの店から本部が求めるレベルを超えるクオリティの店まであります。だから勢いが落ちてきてしまっています。大好きな店なので残念です。一方、成功しているのはケンタッキーです。手作りの要素が多いのにも関わらず教育制度がしっかりしていてどの店でもレベルが安定しています。そしてカーネルサンダースが偉大なために下克上も起きにくいのです。ただし、これも日本は成功してますが、ちゃんと守らない国では破綻しているみたいです。日本人は真面目だから言う通りに守っているのでしょう。
風俗でも大手で成功しているところは優れた人間の下にちょっと優れた人間がいて・・・とうまくいっています。これは私にはできないことです。心から尊敬しています。私が同じことをやろうとすると、なんか悪さする人間が出てきて、その下にその人間をも欺く人間が出てきて・・・と最終的に悪の巣窟みたいになってしまうことでしょう(笑)。偉そうに「目が行き届く範囲で」とか「きめ細かく見ていきたいから」なんて言ってますが、実のところはそんな理由です。






