
まず、風俗店で働いていたという人は仕事が付くことに感謝する心が身に付いています。どんな風俗店でも「お客様がくることに感謝してはいけない」「感謝の心がある人は出ていけ」なんて言われたことはないはずです。運営の良し悪し、相性の良し悪しは別にしてお客様が来るということには感謝しないといけないと教えられきたはずです。次に奉仕の精神、待機場は自分たちで使うわけですから自分たちで清掃したり仕事で忙しい女性がいたらその人のスペースも掃除してあげたり、と奉仕の精神が身に付いています。そして礼節、先輩だから敬語を使う、会ったらお辞儀をする、お互いに挨拶をする、目上の人を立てる。尊敬できるキャラクターであろうとなかろうと和を保つには礼節を重んじなければいけませんので自然と身に付いてきます。最後にお客様第一主義、例えば食事している時にお客様が来たら食事は置いておいて仕事に行く、休みの日に予約の問い合わせが来たら休みであっても応対する。またお客様に喜んでもらえるようにお客様が喜ぶ容姿にする。これが勤務時間が決まっていて休み時間は休むものだ、プライベートは休むものだ、という観念が植えついている人はなかなか理解がしにくいことです。お客様だけではもちろんやっていけません。しかし何を優先するかですです。まずは己のことをする人と、お客様の対応を一番にして、その後己のことをする人とどちらがお客様からみたら行きたいと思うのか、他の女性より優遇しようと思うのか、です。この、感謝の心、奉仕の精神、礼節、お客様第一主義は人気のある女性の法則です。少なくともこれらが身に付いていないと人気は出ません。感謝なんかしない、奉仕なんかしてたまるか、礼儀なんかどうでもよい、お客様なんかより自分の時間を大事にしたい、という人が飛ぶ鳥を落とす勢いの人気がある、なんてないですから。どこかの風俗店で働いていたという人はこの姿勢が運営の良し悪し、相性の合う合わないがあっても身に付いたということですから、入店していた価値があったのだと自分で安心して下さい。未経験という人はこれらが身に付いていないのですから、入店したら意識して身に付けなければなりません。人気がある女性の法則ですから。
一方、どこかの店にいたという人は、今までいた店で身に付いた観念が身に付いています。役にたつものもあるのだけれどもそうとばかり言えないものもあるのです。そしてなんでも過去にいた店の観念にあてはめて物を言います。私が全く新しい観点で新しい方針を打ち出しても「あれは○○の店のあのイベントと同じだ」「あれは○○の店の○○マネージャーが言っている内容だ」となんでも過去にいた店にあてはめてしまいます。いわばサングラスをかけているような状態で、ありのままに物事をとらえることが出来ないいびつで偏った考えをします。ですからどこかの店で働いていた人がハナミズキやもしくは新しい店に入店した時にやらなければいけないのは自分が在籍していた店で身に付いた観念をバシバシに破って捨てるということです。そうすれば過去にいた店で身に付いた良い面も発揮でき新しい店で大いに飛躍できるでしょう。


