高市政権が発足して自民党と統一教会の問題なんかが叫ばれています。特定の宗教と政治がくっつくことを悪であるかのような風潮になってますがこれは明らかに行き過ぎた反応だと思います。まず政教分離というのは国際的なスタンダードではありません。首相がキリスト教の役員をしているなんて当たり前のことですし、聖職者が政治家を兼ねているのも珍しいことではありません。イスラム圏では政治家が無宗教な方が異常とみなされるでしょう。宗教心を持つ政治家はたくさんいますし、西武の創業者や松島幸之助をみても経営者が宗教心を持っていることも多いです。優れたバックボーンとなっていることの方が多いです。
そして宗教団体を悪とみなすような風潮がありますが、ほとんどの宗教団体はまともに運営されています。おかしいのはほんの一部だけです。政治への関与といっても問題になるのは程度の問題でしょう。日本には良い例があるじゃないですか。創価学会と公明党です。みなさんご存じの通り公明党は創価学会なしでは存在できません。関与もなにも公明党は創価学会の一部です。でもあの関係は合法となっているわけです。だったらそれが基準ではないでしょうか。創価学会と公明党の関係より濃いのか薄いのかです。創価学会と公明党の関係より関与が薄ければなんの問題もないですし、それよりも濃いとなった時に初めてちゃんと判断する必要があるでしょう。しかし、私の知る限り創価学会の公明党に対する関与度合いよりも高い度合いで政治に関与している宗教団体はありません。
政権が新しくなって改革をしなければいけないところもあるでしょうが、騒ぎすぎていることを黙らせる必要もあるでしょう。






