先日、別の仕事上の関係者が食あたりになりました。聞いたら店で食べた海鮮もんじゃであたってしまったということでした。そしてこんなことを言っていました。「もんじゃってお好み焼きよりべちゃ~としてて美味しくないし、どうぞって言うから食べたら半生だったけどそんなものかと思って食べてたらあたった。もう二度ともんじゃなんか食べるものか」と言っていました。以前に私がこのブログで、もんじゃとは何なのか、もんじゃはどう食べるべきなのか、を書いたことがあります。もしやと思い「君は私の店長ブログを読んでいないのか」と聞いたら「申し訳ありません。いつか読もうと思っていたのですが、業種が違うしあまり読まないで良いかなと思い読んでいませんでした」と言うのです。私のブログは風俗店だけに当てはまるものも中にはあるかもしれませんが、普遍的な物事に対して書いていることが多いです。一緒に仕事をする以上、私の考えの根底を理解しておいた方が良い。それに後で読もうと思っていたと言うけれど、私のブログはその時その時の気韻を汲んで書いています。書かれたその時が旬なんだよ。と告げると理解したようで「これからは毎回ちゃんと読みます」と言っていました(笑)。ハナミズキの女性にはここまで言いませんが、別の仕事上の関係者にはこれぐらいでいつも言ってます。ところで、私が以前書いたもんじゃとは何なのか、もんじゃはどう食べるべきなのか、は何かもう忘れている人もいるでしょうし読んでない人もいるでしょうから再度書いておきます。もんじゃとはおコゲを味わう食べ物である、ということです。そしてもんじゃはどう食べるべきか、というと、「どうぞ」と出されたら「どうぞ焼いて下さい」の意味でとらえるということです。つまり「どうぞ」と出されてからコテを使って薄く端を伸ばしておコゲを作っていきます。そしてちゃんとおコゲになってから食べるものです。それを待てないから「べちゃ~っとしてて」とか「食べたら半生だった」なんて言うのです。おコゲを作る根気とそれを待つ忍耐力が試されるのがもんじゃです。その美味いタイミングを知っていたら半生だったなんてことはありません。店もちゃんと説明しないのは悪いし、そもそも店員がちゃんと分かっていないことも多いです。でももんじゃとはそのような食べ物です。
私の話を聞いて「体調が治ったら、またその店のもんじゃを挑戦しに行きます」と言っていました。別にわざわざあたったところに行かなくても良いのにな~と思いましたが(笑)、もんじゃの正しい理解者が1人増えて良かったです。



