今月も終わり、12月になろうとしてますがお馴染みのお客様へのお歳暮やクリスマスプレゼントはもう用意しているでしょうか。そんなもの用意する余裕なんてない、金稼ぎに来ているのになんで金を使わないといけないんだ、という考えの人がいると思いますが、それは間違っています。 自分とお客様に金をかけれない女性は稼げません。日本は感謝を形であらわす文化の国です。神社を例にとると分かりやすいです。神に奉げる感謝の心を極めることを幽斎と言います。一方、海の幸や山の幸を供えることを顕斎と言います。これが一致して、有難いという感謝の気持ちが本当なら有難うという言葉に出るし、有難うという行動に出る、これを顕幽一致と言い、この姿勢が大事とされています。この考えが日本人の精神構造に組み込まれています。だから日頃の感謝を形で表すお中元やお歳暮の文化があるのです。クリスマスやバレンタインなどに贈り物をするのも一緒です。いつも感謝しているから贈り物なんていらないだろ、という考えでは相手に伝わらないのです。
一方、自分に金を使う、メークやファッションに金をかける、メークで間に合わない人は整形手術に金をかける、全部お客様への誠意があるから出来る行動です。ということはそれが出来ないというのはお客様に対する誠意がないということです。もちろん、各々の財政事情は違うので無理をし過ぎる必要はないですが多少の無理は必要です。目安としては生活を壊すほどではないけどチョット懐が痛い、という程度が一番相手に誠意が伝わります。ちょっとでも金を使ったら生活が壊れるという人は出来るまでは金を貯めるしかないですが、ジュース1本買ったら生活が破綻するほどの人がハナミズキに入店してきたことはありません。もし、そのレベルの困窮者なら国が保護すべき存在で自分で働いてどうにかなるレベルではありません。自分で働いてどうにかなるレベルの人はそこまでは落ちません。だからジュース買ってあげるのが精一杯なのか、それらしいプレゼントをするのが精一杯なのかの差はありますが、お歳暮に何もしないなんていうのはあり得ない話です。だから大変なこととは思わず、日ごろの感謝を表すチャンスと考えて積極的にプレゼントを配りましょう。



