急に冷え込みが厳しくなり、気候の変動時は体調を崩す人も多いです。この気候変動時に体調を崩すのは自律神経の不調によるものが多いです。ところで自律神経って言うと、なんかイメージの中だけのものだと思っている人が結構多いです。自律神経というのは本当に物質として存在する神経です。交感神経と副交感神経という2種類の神経を総称して自律神経と呼びます。つまり自律神経の調子が悪いというのはこの2種類の神経がうまく働かないということです。ではどうしたらこの不調が整えられるのかというと、交代浴が効果的です。1分づつ温かいお湯と冷たいお湯に浸かるというものです。回数は5回ぐらいが理想らしいです。冷たい水に浸かると交感神経が働き、温かいお湯に浸かると副交感神経が働きます。だから交代浴を行うとオンとオフのスイッチをカチカチ切り替えるようなものです。イメージとしては壊れかけのテレビをバンバン叩くみたいな感じです電化製品は壊れかけても叩いたら大概直ります。それと同じようなものでしょう。ただ高齢になるとスイッチのオンとオフを繰り返すことで治るより先に心臓が止まってしまう人もいるのであまりに温度差の激しい交代浴は控えましょう。実際には温度差が5℃もあれば充分に効果があると言われています。体調を崩しやすいという人はぜひ交代浴を試してみて下さいね。



