2025/12/10 21:25
今、中国軍機のレーダー照射問題で揺れています。これは絶好のチャンスのように思うのは私だけでしょうか。台湾に対する高市首相の発言で反発を強めている中国の暴挙だと思われますが、私ならこれを矛を納めさせるカードに使います。日本には日本の言い分があるし、中国には中国の言い分があります。日本としては台湾に対する発言を撤回することは出来ないでしょう。中国はレーダー照射はロックオンではなく通常の軍事行動の範囲内ということにしたいはずです。日本の自衛隊機にロックオンしたなんてことになれば国際社会が黙ってないからです。これを利用して日本が「ロックオンじゃなくて通常の捜索用のレーダーでした。勘違いでした。ごめんなさい。」と声明を出す代わりに台湾に対する日本の発言を不問にして、今中国が行っている日本に対する制裁措置を解除する。これが落としどころではないかと思います。
もしこのような決着をしたとしたら、白々しい感じで誰が見ても、「レーダー照射はロックオンじゃなかったことにするから、台湾のことに関する発言の件は不問にしろ」という交渉があったと分かりますが、このまま引っ込みがつかなくなるよりはマシなので国際社会は見て見ないフリをしてくれるはずです。国同士でも人間同士でもケンカなんてずっとは出来ないものですので落としどころを探して矛を納めさせるというのはケンカを始める時に既に考えておかなければいけないことです。
