私は大阪南港のポートタウンに10年以上住んでいました。もう南港から出て16年ほどになりますが、用事で久しぶりにポートタウンを訪れました。その変わり様にビックリしました。ポートタウンに住んでいる人は分かると思いますが、ポートタウンって団地というより1つの街です。知らない人は想像できないと思いますが、ポートタウンの中に「ポートタウン東」「ポートタウン西」「中ふ頭」と3つ駅があります。さらに小学校4つ、中学校2つ、高校1つ、大学1つと病院、老人ホームなどが団地の中にあるのです。それだけ広大なのです。私はポートタウン東に住んでいたのですがショッピングセンターも全てが揃っているのです。だから団地から外に出ずに過ごせます。そうするとどうなるのかというと外に行かないから飲食店でも不味くても潰れないのです。そこで食べるしかないから(笑)。それが久しぶりに訪れたら、まあ潰れてました。交通の便が良くなり外に簡単に出れるようになったためでしょう。さらにコンビニが進出してきているので高くて大したことないものを売っていた店はことごとくなくなっていました。お客様を馬鹿にしてはいけない、というのは一般的な話でポートタウンの中に限っては馬鹿にしまくった商売をしても大丈夫と思っていたのにびっくりです。外に出るはずがないと思われていた住民が簡単に電車に乗って、あるいは車で外に出ていくようになったためでしょう。
住んでいる知人と話しましたが、コンビニやディスカウントストアは中に入れるなと商店の反対はだいぶあったみたいです。しかし勢いに負けて入れてしまった。そうすると中に住んでいた人が「外の世界ではこんな良いものがこんなに安く売っているのか」となって外に出ていくようになってショッピングセンターが廃れていったとのことです。お客様をなめくさった商売を長年続けてきた店は改善するだけの馬力がなかったみたいです。ノビまくった麺のちゃんぽんを平気で出していた1番も、冷凍インスタントのオンパレードだったマルシェも、超待たせるインド料理屋も潰れてました。やはり殿様商売はずっとは続かないものですね。



