日常生活の中で判断に迷う事って誰でもあると思います。店を経営していたりしたらなおさら判断を誤ると在籍女性やスタッフを路頭に迷わすことになるので特に責任は重大です。誤った判断をして回り道をすることで色々勉強になるというのももちろん大事なのですがそんな余裕がないことも多いでしょう。では正しい判断を生み出す土台はなにかというと雑用なのです。雑用は判断のゆりかごなり、と言いますが雑用をこなしてそれに没頭して、もはやその意義とかどうでも良いというところまで没頭すると分別の壁を越えます。その境地まで行くと正しい判断が出来るようになるのです。昔、お釈迦様の弟子でシュリハンドクという人がいたのですが、すこぶる頭が悪かったのです。なんせ自分の名前が覚えられなかったというのですから相当でしょう。でも純粋さをかわれてお釈迦様が弟子入りを許しました。ところが何も出来ません。そこでお釈迦様が掃除ぐらいはできるだろう、と毎日ひたすら掃除することを命じました。シュリハンドクは余計なことを考えることもないのでひたすら掃除に没頭しました。もう何のために掃除しているのかも分からないぐらいに没頭して何年も過ごしたところ、悟りを開いて聖人になりました。それだけ雑用は重要なのです。ちなみにシュリハンドクの死後、墓から茗荷が生えてきたので、茗荷を食べると頭が悪くなると言われるようになりました(笑)。
ハナミズキの待機場は集団待機です。自分たちで協力しながら雑用をこなさないとやっていけません。仕事だけに集中したい、などと思っている女性からしたら地獄のような環境でしょう。雑用をおろそかにしないようにあえてそうしているのです。しなければやっていけない環境でなければなかなか自主的に雑用をこなすなんてことはないですから。もちろん事務所の掃除なんかは全て私が自分でやっています。そして経営者の仕事の9割は雑用です。9割の雑用を厭わずこなすから残りの1割がちゃんと出来ます。「なんで女性がこんなことまでしないといけないのか?」とハナミズキに入店して驚く女性は多いです。それは雑用の大事さを分かっているのでそうしているのです。



