有名店の味を再現する投稿、ネットでよく見かけて私も好きです。天下一品のスープを再現しようと試みている投稿も多くよく見るのですが、どれも美味しくは出来ているのですが天下一品のスープと同じ味なのかというと違うみたいです。みんなメチャクチャ色々工夫して様々な料理の知識や技術をぶち込んでなんとか天下一品のスープを再現しようとするのですが、超えてしまうことはよくあるのですが(笑)、ドンピシャで天下一品のスープにならないのです。そのみんなの創意工夫するのを見て私は「天下一品の創業者って、タクシーの運転手だった人が借金かかえて始めた屋台でしょ。知り合いにラーメンの作り方をちょっと教わっただけで店やったけどダメでそこから試行錯誤して・・・とホームページに書いているけど、タクシーの運転手で知り合いにラーメンの作り方教わっただけの人がそんな手のこんだことするかな?」と思っていました。ましてや料理の文献を読み漁ったような感じでもないし、ラーメン屋を巡って修行したわけでもない、最初にごくごく普通の鶏がらスープの作り方を教えた人以外、誰も彼に教えたという記載はないです。そんな人の試行錯誤ってしれたものではないかな、そんなネットに載せている人みたいなこと、思いつかないだろうし、そんな知識もないだろう、と思います。そう思っていた矢先、ネットに投稿している人の中で「完全コピーに成功した」という人の作り方を見て、「これだろ」と思った投稿が1つありました。その作り方は普通に鶏がらのラーメンスープを作ったあと、その出汁に使った出がらしをミキサーで粉砕し、出来上がったスープに混ぜるというものでした。食べた感想が載ってましたが「完全に天下一品の味、というよりこうやって作っているんじゃないかな」と書いてました。天下一品の創業者の人が取材で企業秘密と言いながら「特別な材料を使っているわけじゃない。作り方が特殊なんだ」と言ってたのとも一致します。タクシーの運転手やってもダメで知り合いから作り方聞いてラーメン屋初めて、それもイマイチうまくいかない時に考え付くものって、「捨ててるやつ、ミキサーにかけてぶち込んだらどうなんだろう」ぐらいじゃないかな、と思います。でも確かに美味いです。嫌いという人もいるけど、私は天下一品のこってりスープ、好きです。
意外と成功の鍵ってこんな感じで落ちているのかもしれません。捨ててたやつ、ミキサーにかけてぶち込んだらヒットした、もしそうなら素晴らしいです。これは成功の法則を表しているとも言えます。いつも無視している流行、いつも相手にしていない人間、いらないと思って捨てているもの。その中に今の自分を大きく脱皮させるものが埋もれているのが世の常だよ。天下一品のスープはそのことを教えてくれている気がしてなりません。まあ、本当に出がらしをミキサーにかけてぶち込んで作っているかは知らないですけどね(笑)。



